歴史的な勝利に終わったドイツ対日本戦が終わって、周りの皆さんとしばらく写真撮影。その後のんびりと徒歩で地下鉄まで歩いたのですが、ハリファ国際スタジアムから地下鉄ってめっちゃ近いんですよね。
地下鉄で混雑しないように人工的な動線が作られてあって、観客はそのレーンに沿って地下鉄へ向かわなければいけなかったのです。それを知らずに、ドイツに勝った余韻でフラフラと歩いていた私はかなり遠回りをしました。18時に試合が終わったのに、帰宅したのは20時30分。スタジアムから40分程度で帰れるのにこんなに時間がかかりました(笑)。
ホテルにチェックインし、さて晩ご飯どうするか。ドイツに勝った夜に、駅で売っていたサンドウィッチで済ませるのはどうも味気ないし、近くにいいお店がないかなぁとGoogleマップで検索。あまりいいお店が見つけられなかったので、カタールで一番の繁華街、「スークワキーフ」に行くことにしました。そこまで行けばいいレストランが見つかるだろうと行き当たりばったりな性格が出ています。
結論から申し上げますと、確かに繁華街なのですがちょうどいいレストランが見つかりませんでした。そして食べた料理がこちら。
メニューを見てもよくわからなかったし、写真を見て「これが欲しい」と店員さんにいうと、「それは売り切れです」と言われ、渋々注文したのが上の料理。ナンばっかりやん!しかも真ん中のナン、何も味がしないんですよ。「テーブルにあるシュガー使ってね」と言われたけど、ナンにシュガーかけても何も味が向上しないです・・。
あ、写真に加えてもう一つナンのグルグル巻きのような料理が出てきましたが、量が増えただけです。ナンであることに何の違いもありません。くっ、ドイツに勝った夜になんでこんなにナンばっかり食べなきゃいけないんだよコンチクショウと思いながら味のないナンを食べました(苦笑)。
部屋に冷蔵庫があるので、帰りに水とオレンジジュースなどを買いました。そしてスークワキーフを出ようとした時に、スペインのメディア関係者にインタビューを求められました。日本代表のユニを着ていたので、感想をしゃべって欲しいということでした。
スペインのメディア、楽しいなと思ったのが、私に話しかけてくるのに「My friend」って呼びかけてくるんです。まじか初対面でいきなりインタビューするのに「My friend」かよ!と日本文化との違いが楽しかったです。そして私のインタビューが始まると他の外国人がどんどんカットインしてきました(笑)。
全く日本人に見えないのに「俺は日本人だ、じいちゃんが日本人だから俺も日本人だ!」と言い張るラテン系の外国人や、日本の話をしているのに「サラーがいるエジプトだぜ、イエー!」って入ってくるエジプト人。そしてそんな人がカットインしてきても動じずにマイクを向けるインタビューのお兄さん。
W杯、楽しすぎます。本当に世界中が注目している大会なんだなと、肌で感じることができます。