いつも読んでいる「ライフハッカー[日本版]」(10周年!)で、睡眠についてのがっつりした記事が載っていました。筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)の柳沢正史(やなぎさわ・まさし)機構長に対するインタビューです。すごく面白いです。
この記事によると、睡眠の習慣(朝型、夜型)というのは遺伝子で決まっているそうです。振り返ってみるとうちの父親は、だいたい22時くらいにこたつで寝始めて夜中の1時に目が覚め、そこから2〜3時間くらい新聞読むなど活動して、4〜5時くらいに布団に入って7時くらいまで寝る、というすごく変な睡眠習慣を持っています。
すごく変だなと思っていたのですが、これ、だんだん自分もそうなってきているのがわかりました(笑)。夜中に一度目が覚めて、2〜3時間活動してまた寝る、などバッチリ遺伝しております。これ、がんばって23時半くらいまで起きていると翌朝5時過ぎに目が覚めて、まとまった睡眠が取れるんですよね。22時に寝なければ良い。
上の記事をまとめると、
・必要な睡眠量はほとんどの人で6〜8時間、連続して取るのが理想
・朝型/夜型は遺伝子で決まっており、年齢でも変化する
・平日と休日の睡眠時間が、2時間ちがっていたら睡眠負債の疑い
・睡眠不足は肥満・生活習慣病などのリスクを高める
・寝不足な場合、昼寝が効果的なのは事実
となるようです。日本人は、退職して老後生活を送っている人以外は、皆寝不足なんじゃないかと柳沢先生は仰っています。たまに1日4時間睡眠で大丈夫な「ショートスリーパー」と呼ばれる人がいますが、統計によると100人に1人くらいの割合だそうで、非常に珍しいケースだそうです。そうそういないタイプです。
私が面白かったのは、10項目ほどの質問に答えると、その人が朝型か夜型かわかるテストの存在です。世界標準になっているテストで、信頼に足る結果を残しています。
私がやってみたところ、朝型になりました。
まあ、言われなくても自分は朝型という自覚はありました(笑)。改めて、世界標準のテストに判断してもらうと、余計に朝型を意識するようになります。ほとんどの人は1日の睡眠量が6〜8時間に収まるそうで、私も6時間くらいかなぁと感じております。昼寝できたら最高に嬉しいです。
このライフハッカーの睡眠シリーズは、まだ続くようで2回目以降も楽しみです。