カタールにやってきて日本戦はドイツとコスタリカ戦を観戦します。それ以外の試合では、今回のスイス対カメルーンとチュニジア対オーストラリアを観戦します。5泊8日の旅程で、観戦する試合は4試合。
日本戦はともかく、なぜスイス対カメルーンなのか。その理由は簡単で、チケットが取れたからです。人によっては1日に複数試合見るような強者もいますが、私は早めにスタジアムに行って雰囲気を楽しみ、終わった後も混雑する行列の中で焦ることなく試合の余韻に浸っていたい。そういう背景で1日1試合だけ見ようと考えました。
そのため、日本戦のない日でチケットを取りやすいのが上記の2試合だったわけです。実は11月25日(今日)だけ何も試合予定が入っていません。全くチケットが取れませんでした。
公式リセールのシステムもあるので、頑張って頻繁にサイトにアクセスすれば取れるのですが、そこまでのモチベーションはなし(苦笑)。ひとまず日本戦が取れれば満足なので、後は取れればラッキーというスタンスです。
幸いなことに、試合のない11月25日は村上アシシ@カタール🇶🇦 (@4JPN) / Twitterさんの主催するサポーター交流会が夜にあるのです。私としてはうまいことスケジュールに入ってきたなぁと村上さんに感謝しております。
スイス対カメルーンが行われた「Al Janoub Stadium」。地下鉄、Redラインの最終駅からさらにバスに乗って10分ほど。周りにはほぼ何もなく、スタジアムだけがドーンと建っているような場所です。もう外観が近未来的で、それだけで圧倒されました。
なんとなく、新国立競技場を建てるときの廃案になったデザインに似ている気がします。カタールのスタジアムはどこも空調設備があり、このスタジアムももちろんちょっと寒いくらいに冷房が効いています。
試合内容は、スイスが1−0でカメルーンを下しました。リバプールで活躍していたシャキリは今はアメリカのMLSでやっているそうですね。この試合でも相変わらず筋肉モリモリでいい動きをしていました。隣に座ったおじさん(白人)はカメルーンのチャンスシーンで声を上げていたのでカメルーンから来たのかと聞いてみたら、シリアから来ていると言いました。
え、シリアから?と思って深掘りしようと思ったら英語が得意ではないようで、「English problem. Sorry」と言われて終わっちゃいました。
スタジアムに来るときにバスに乗ったので、お、これは帰りはとんでもないことになるのではないか、某Jクラブにあるような長いバス待ちが発生するのか、と少しビビっておりました。
確かに多少は待つものの、待機しているバスの数が半端なかったです(笑)。しかも乗りやすい高級車両のバスばかり。たくさんのスタッフが待機していて動線もわかりやすく、スムーズでした。さすが予算たっぷりのW杯。
SNSを見ているとカタールW杯の運営について批判がちらほらありました。私の感想としては、とてもちゃんと運営をしていると思った次第です。国民の人口が270万人のカタールに、世界から120万人が来るわけです。なかなかのインパクトですが、それでもドイツ対日本やスイス対カメルーンを見に行った印象ではとても良い運営でした。
カタールの皆さん、どうもありがとう!