一昨日の名古屋戦はケチョンケチョンでしたね。前田直輝が無双すぎました。ちなみに彼はさいたま市の北浦和サッカースポーツ少年団出身(Wikipediaより)、東京ヴェルディユースからトップチームに上がった逸材です。私の記憶が確かならば、子どもの時にコーンを2つ並べて、1日7000タッチ終わるまで8の字ターンドリブルを繰り返していたそうです。生粋のドリブラーです。
生粋のドリブラーで、松本山雅などでもその才能を発揮していたのですが、ゴール決定率が悪かったです。個人的に前田直輝は好きなので、昨年もそれなりにチェックしていたのですが、ドリブラーとしては良いのですが、ストライカーとしてはあまりにもゴールの枠を外すことが多かったです。
しかし、彼は浦和戦で目覚めました(笑)。Jでデビューしてハットトリックも初めてならば、当然4得点も初めて。この調子を維持すれば日本代表に呼ばれるでしょうね。
浦和のポジティブポイント
浦和のポジティブポイントは3つ。- 槙野のフィードが妙に良かったこと
- 攻撃で何かをしようとしている(まだはっきりとわからない)
- 淡々とゴール数を増やすレオナルド
槙野は、なぜあんなに正確なフィードをこの試合に限って(失礼)蹴ったのでしょうか。それはもう浦和を背負う責任ゆえの集中力としか思えません・・。
槙野のフィードがいつにも増して精度が素晴らしいんだけど、全て気合のおかげか!これが浦和を背負う責任のフィードか! #urawareds
— Koji Haruna (@k_haruna) 2020年8月8日
後は、ハイライトにも出てこないような些細なことなんですけど、攻撃の時に少し連携のような動きが見られたことです。0−4で敗戦した柏戦の時に、単純に外からのクロスしか見られなかったのですが(そしてことごとく跳ね返された)、セレッソ大阪、名古屋となんとなく「中央で崩そう」という意図が垣間見られます。
呼吸が合わなくてパスだけ出したり、スルーがうまく機能しなかったりまだまだ未完なのですが、何か意図を感じます。形になれば面白そうです。後は、レオナルドですね。怪物オルンガに続いて、現在得点ランキング2位です。
昨年の「FC興梠」のようだと揶揄されていますが、昨年はそもそもシュート数が少なくて、1桁のことが多かったです。今年はそれでもシュート数自体は二桁行っているので、レオナルドが孤立している、という印象は受けないです。