KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

同点でしたが、非常に見応えのあるF・マリノス戦でした! #urawareds

同点という結果でしたが、内容としては大いに感じるものがあったF・マリノス戦でした。今季振り返って、あれだけ「勝ちたい」と選手から気持ちが伝わってくる試合は、そう多くない気がします。しかもその気持ちと、いつもは湿り気味な攻撃がきちんと連動していたところがまた良かった。

入場時のスタジアム



夏の中断前にセレッソに完敗し、天皇杯でも名古屋にチンチンにやられました。そして迎えたマリノス戦。どのようにモチベーションを高めたのか、どのような練習をしてきたのかわかりません。しかし今日は浦和のメンバーが輝いておりました。順位的にも重みのある試合で、勝って6ポイントゲームとしたかったところです。


私が使っているスタッツアプリ、sofascoreによると今季の浦和の平均シュート数は12.6本で枠内は4.2本。ビッグチャンスの回数は、1試合平均1.9回です。今回のマリノス戦は、シュート数が18本、枠内が6本、ビッグチャンスは5回でした。平均よりもずいぶん攻撃が成功していました。


スコルジャ監督の試合後コメントを見ても、やはり内容自体は満足のいくものだったようです。ゴールだけ足りなかった印象。また初登場の中島翔哉は、一人だけテンションが他と合っていなかったような・・。

「今日はかなりいいゲームをプレーできたのではないかと思います。今日の選手たちの仕事に、敬意を払いたいと思います。今日のゲームプランをしっかりと実行してくれて、決定機もつくってくれました。今日足りなかったのは、決定率でした。それによって大事な勝ち点2を取りこぼすことになりました。 チームのプレーする姿を見ると、うれしいものがありました。F・マリノス戦での我々の目的は勝つことでしたので、そこはよくなかった点です。ただ、この勝ち点1を得ることによって、首位との差が7から6に縮まりました。先を見据えて、これからも今後の試合に向けてしっかりと準備していきたいと思います。大事な試合が待っています。また、(中島)翔哉ができるだけ早くなじむように、環境を整えてあげたいと思っています」
マチェイ スコルジャ監督 横浜FM戦試合後会見 | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE


マリノスのハイラインだからあそこまで攻撃が成功したのか、それとも練習が実を結んでいるのか。次回の広島アウェイでもその辺り、見てみましょう。ところで、試合後に鈴木彩艶がお別れの挨拶をしました。



「本当であれば浦和の守護神として、タイトルを取ってチームを離れたかった」という言葉が印象的でした。ベルギーでさらにレベルアップして、日本代表の正GKになることを楽しみにしております!