KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

昨日の浦和v川崎を観て、内田篤人の守り方を思い出した。 #urawareds

昨日のルヴァンカップ、面白かったです。浦和対川崎です。水曜に第1戦が行われ、日曜に第2戦が行われます。その合計スコアで勝敗が決まります。



五輪中断中に三笘薫と田中碧が抜けた川崎。さらに言うと主将の谷口も負傷、山根は代表選出で不在。大島、旗手もいない。そして試合中にジェジエウ、車屋が負傷って、どんだけ怪我人多いんですか。ほぼトップメンバーいないじゃないですか。そんな川崎に浦和は素晴らしいゲームをしました。平野のパスワークが素晴らしかったのは、そのうち書くことにしましょう。今回は、川崎の右SBイサカゼインを見ていて、内田篤人の動画を思い出した話です。


その内田篤人の動画はこちら。
www.youtube.com


内田篤人によると、サイドバックは、抜かれるのと内側に切り替えされてそのまま侵入するのをまず防がなくてはいけません。彼によるとまず内側への侵入を防ぐため、体はほぼ外に向けてドリブルする選手を外へ外へと追いやる守り方をします。


昨日は、川崎の右サイドが完全に汰木と明本で崩されていて、前半の途中で中盤の橘田を右SBに移し、ゼインは左のウィングに上げられました(そして後半からはゼインは交代)。完全に川崎の右サイドが穴になっていました。彼の守り方はけっこう人に向かうタイプだったので、明本に一度躱されると、そこから一気にゴール前に迫られるというシーンもありました。サイドバックってクロスや攻撃に目が行きますけど、やっぱり守備ができてなんぼなんだなぁと昨日の川崎を見て思いました。


ところで、昨日はみどころがたくさんありましたけど、汰木の軽やかなトラップは本当に良い選手が多い浦和の中でも群を抜いていると感じた次第です。負傷退場が多かった川崎が第2戦でどういう布陣を取ってくるのか、またユンカーを温存した浦和はどういうフォーメーションで来るのか、とても楽しみです。明本はたぶんそのままフル出場でしょう(笑)。