本日、浦和レッズの公式HPで2021年の新体制について発表がありました。
【監督】リカルド ロドリゲス(新任)
引用元:2021シーズンのトップチームの体制のお知らせ | トップチームトピックス | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE
【コーチ】工藤 輝央、平川 忠亮
【コーチ兼通訳】小幡 直嗣(新任)※
【GKコーチ】浜野 征哉
【フィジカルコーチ】石栗 建
【コーチ(分析担当)】林 舞輝(新任)※
【テクニカルスタッフ(分析担当)】守屋優馬(新任)※
コーチ兼通訳の小幡さんは、徳島ヴォルティスでリカルド監督の通訳をやっていた方で、監督と一緒に浦和にやってこられました。徳島のJ1昇格が決まった試合後に号泣していたのが印象に残っています。
Twitterですごく話題になっているのが、分析担当の林舞輝さんですね。フットボリスタでは常連の人物なので、知っている人も多いようです。奈良クラブでは、2018年に24歳でGMとして就任し話題になりました。
なぜ有名?
この人がなぜそんなに有名なのかというと、経歴がすごいんです。イギリスの大学でスポーツ科学を学び、その後にポルトガルの大学院に進学。ジョゼ・モウリーニョとトイレでばったり出会ったことなどをTwitterでつぶやいたり、戦術的ピリオダイゼーションについて詳しかったりします。そのポルトガルでボアビスタというチーム(Bチーム)のアシスタントコーチをしていました(分析担当)。
つまり、ポルトガルというサッカーの本場で、大学院まで進んでサッカー理論をトコトン学んだということで有名と私は理解しております。ポルトガルにいる時は、けっこうUCLの試合の時にTwitterでつぶやいていたので、そのTweetを眺めていました。日本に帰ってきてからは、社会人ということもあって、そこまでUCLなどの試合についてTweetしているイメージはないです。
講演会に行ったことがある
この林舞輝さんの講演会(ワークショップのようなもの)に参加したことがあり、その時のことをブログに書いていました。
フットボリスタの写真がけっこう幼い感じなので、優しいイメージだったのですが、この林さん、すごく情熱的に大きな声でしゃべります。ノリはかなり体育会系です。スポーツ科学のサイエンス的なバックグランドは十分すぎるほどの経歴を持っていて、ポルトガルでも分析担当をしていたので、かなりキラキラした人を浦和は分析担当に迎えたなぁという印象です。
なぜ浦和の仕事を受けたのか(推測)
林さんとしては、おそらくリカルド監督と一緒に仕事が出来る、というところで成長を狙ってこの仕事を受けたのかもしれません。奈良クラブというJFLのチームでGMと監督というキャリアを積み、J1という大きな舞台でポゼッション志向のスペイン人監督と一緒に仕事をする。私が林さんであれば、非常に面白い仕事に思えます。
分析担当者が試合をするわけではないので、表面的にはこの人事がどのように影響があるのかは私のようなサポーターにはわかりません。ただ、林さんはフットボリスタと非常に強いつながりがあるので、浦和での仕事をフットボリスタにも書いてくれるかもしれないですね。フットボリスタの売上が伸びそうです(笑)。
なんにせよ、体制も決まり、いよいよ楽しみになってきました。
We are Reds!!