浦和レッズの成績が少し上向いてきました。妻に「汰木とマルティノスの両ウィングが良いよなぁ。」と言ってみたのですが、サッカーのポジションに興味の無い妻にとって、「両ウィング」と言っても伝わらないようです。そんな人に向けてこの記事は書いています。(妻が読んでくれると良いんだけど)
サッカーにおけるウィングとは
攻撃的なサイドの選手です。以下をご覧下さい。今の浦和レッズは、4−4−2のフォーメーションなので、汰木とマルティノスがウィングポジションです。汚い手書きですみません。なぜこのポジションがウィングかというと、浦和が上に攻めるとすると興梠、武藤のポジションが頭と考えて、ちょうど汰木とマルちゃんのポジションが翼を広げたような位置にいるからなんですね。
汰木が左ウィング、マルちゃんが右ウィングというような使い方をします。
ウィングの役割
ウィングの役割は、そのチームの監督によって変化します。クロスを上げたり、ドリブルで切れ込んだり、パスを受けて他の人に回したり。個人的に好きなのは、ドリブルで切れ込むタイプのウィンガーです。以下の動画をご覧下さい。⚽️PLAY BACK GOAL⚽️#汰木康也 と #レオナルド の個人技で崩し、最後はこぼれ球を #マルティノス が押し込んでリードを広げた!#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/xTYjAJMxzg
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2020年10月24日
左サイドで山中からボールを受けた汰木が、エンドライン際をドリブル開始。セレッソの選手が2人寄せますが、うまくかわします。ここまでくると他のセレッソの選手達は汰木の方向を見なければいけなくなり、浦和の選手へのマークが甘くなります。そこへ、汰木からレオナルドへパス。ほとんどノーマークでボールをもらったレオはシュートブロックに来た選手を1人かわしてシュートを打ちました。
レオナルドのシュートと、それを押し込んだマルティノスもあっぱれですが、このチャンスを作った張本人は汰木です。サイドから2人をかわし、さらに敵陣のゴールエリアに迫っていくこのシーンはまさにウィンガーの真骨頂です。
今の浦和の、右肩上がりの成績を作り出しているのはまぎれもなく汰木とマルちゃんの両ウィングです。汰木は鳥栖戦でゴールを決めたことが自信につながり、興梠、武藤との連携も向上。マルティノスはその数試合前から妙にフィットしてきました。以前は前にスペースがないとあまり活きない選手でしたが、今はそんなこともなく狭いスペースでもボールを失うことなく次のプレーにつなげています。
ドリブルで切れ込むタイプのウィンガーは、つまり1人の選手が複数人相手することによって他の選手がフリーになり、相手の守備陣に穴を見つけることができる、というのが期待されている役割の一つになっています。