KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

セレッソのびくともしない中央にやられた第14節 #urawareds

すごい完敗っぷりでしたね。セレッソからすると、都倉の復帰初ゴール、坂元大活躍、J1デビューの藤尾初ゴール、クリーンシートとおそらくセレッソサポからすると「2020年のベストゲーム」の1つに入るような試合だったでしょう。



僕はこの試合のポイントを1つ挙げるとすれば、「セレッソの堅い中央」です。山中が何度も左からクロスを上げられたように、比較的サイドへの寄せはセレッソは甘いのですが、中央のポジションはしっかりと守っていて、クロスを上げられても簡単に跳ね返してしまう印象でした。


興梠とレオナルドは中央でしっかりとブロックされ、試合の途中で興梠、レオナルドがサイドでボールを受ける場面もありました。CBとSBの4枚がまったく離れることなく、サイドにボールが行ってもSBがつり出されることもありません。そういう意味で言うと、セレッソのボランチのタスクは非常に多そうです。そこは百戦錬磨の藤田とCBからボランチへと上がってきた木本がしっかりとカバーリングをしていました。


特に藤田はやらしかったなぁ。


浦和は14本シュートを打っているのですが、枠内がゼロでした。長澤やレオナルドがミドルを打って、それが1本でも入っていればまた違った展開になっていたようにも思います。ただ、まあ決定的なシーンは皆無でした。セレッソのCBとGKの間が狭く、グランダーで裏を取るというのも難しかったのかなぁと思います。きびしい試合でした。