KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【Jリーグ2019】第30節・アウェイ鹿島戦は、セルジーニョの一撃に敗れる。 #urawareds

今回はDAZN観戦でした。娘にパスタを食べさせつつ、自分はスマホで試合観戦しておりました。結果は、1-0でホーム鹿島の勝利。



解説の戸田さんが述べていた通り、浦和は全体的に多少凸凹した守備陣形でしたが、鹿島のサイドからの崩しにもきちんと対応しており、ミドルシュートも満足に打たせない、力強いDFを見せていました。

リトリートした時に、エヴェルトンが比較的前に出て、その後ろがポッカリ空くことを戸田さんが指摘していましたが、それってこの試合に限ったことではなくて、エヴェルトンは割と守備の時に前に出ます。チーム戦術なんだと思います。



スタッツを見る限りは、ほとんど互角の戦いです。浦和は、中2日、鹿島は天皇杯から中8日です。スタッツは互角ですが、浦和の方が少し重心が低くて、ボールを奪取しても前に人数がいないため、効果的なカウンターになりませんでした。逆に鹿島は、カウンターが非常に整備されています。

いつものスポナビさんからです(ホームの鹿島が左)。大槻監督のレッドカードは反映されません。


あとは、鹿島は浦和のゴールラインまで攻め込み、マイナスのクロスが多かったです。昔、ヨハン・クライフのサッカー論を読んだことがありまして、敵陣深くまで入り込み、マイナスのクロスが多くなると得点の可能性が高くなるという話があります。

スタッツが同じでも、鹿島の方がやや押していたかなという印象です。浦和は、3日前の広島戦と同じようにしっかりとした守備から、どこかのタイミングで1点をもぎ取る、という意図が感じられました。

福島は良いGK

たぶん、多くの浦和サポは福島のことはルヴァン杯で知っていますし、いいキーパーであることは知られています。この試合でも良いセービングを見せていましたし、まあセルジーニョの一撃は相手を褒めるべきシーンでした。

GKなので、川崎戦も福島で行っても体力的に問題ないかと思いますが、どう使ってくるのか楽しみなところです。間隔を空けずに試合に出た方が、リズム良くアルヒラル戦を迎えられるんじゃないかと個人的には思います。


にしても、初めて上野コーチが話しているところを見ましたが、大槻監督とはまた違う人柄のようで、新しい発見でした。