この試合は自分と妻と娘の3人で、テレビで観戦していました。今日の鹿島を見て妻が言い放った一言。「今日の鹿島は怖くない。」眠れる獅子をそのままにしておけて良かったです。だいたいこういう眠れるチームを起こすのは浦和レッズと相場が決まっているので。
- 杉本の代わりは興梠
- 橋岡対和泉
- 37分の橋岡、永戸に勝つ
- 長澤が効いている
- ファンアラーノが右に行き、染野がセカンドトップ、前半35分頃
- トーマスのちょっとしたドリブルが良い
- 三竿がキャプテン
- 橋岡が割と内側に絞って守備をして、外側は長澤がカバー
なぜ今日の鹿島は怖くないのか
いや、正直なところ上田綺世が出てきてからは結構ドキドキのシーンがありました。むちゃくちゃヘディングの打点が高くて岩波、トーマスの上を行かれていました。ただ、それまではほとんど怖いシーンがなかったです。なぜなのか。アタッキングサードの質です。具体的にはいわゆる第2,4レーンからのマイナスのクロスが全然なかったです。以下の動画のような場面がないのです(3分27秒から自動的に始まります)。試合後に実況の桑原さんが言ってましたが、「鹿島は浦和の守備陣を振り返らせるシーンがあまりなかったですね。」と言っていました。そう、近距離からのマイナスのクロスがなかったのです。私が鹿島に持っている怖い攻撃は、あの細かいサポーターの太鼓に合わせて仕掛けてくるカウンターと近距離からのマイナスのクロスです。
もちろん浦和がそれをさせなかったと言うこともありました。前半にカウンターになりそうなシーンがありましたが、トーマスだったり、エヴェルトンだったりが未然に防いでいました。陣形がコンパクトに対応できていたということもあります。まあそれでも総じて鹿島らしい迫力のある攻撃ではありませんでした。
4 - 鹿島は今季、クラブ史上初の開幕4連敗。また、J1の同一シーズン内に4連敗を喫することも、2016年10月~11月以来のこと。四苦八苦。
— OptaJiro (@OptaJiro) 2020年7月12日
ふーむ、この数字を見てザーゴ監督、鈴木強化部長はどう思うか。
安心の橋岡大樹
上のメモにもありますが、鹿島の左サイドは名古屋、仙台から移籍してきた和泉と永戸の2人です。相当やっかいな2人だと思います。ただこっち側には橋岡がいて、長澤がカバーリングをきちんとこなしていました。鹿島の狙いとしては、和泉に少し内側に絞らせて橋岡を押し込み、外からキックの精度が高い永戸にクロスを上げさせたかったんだと思うのですが、長澤のカバーリングがとても良かったです。そして和泉のアタックに対しても橋岡はきちんと対応できていました。リーグ4試合目になりますが、ここは浦和のストロングポイントです。橋岡の守備力はすごいなぁと毎試合感じます。
さて、次は7月18日のFC東京戦です。(サスペンションになってなければ)ブラジル人トリオの攻撃陣に浦和の守備陣がどう対応するのか、楽しみな一戦です。