KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

原博実さんは、すごいコンテンツクリエイター?

Jリーグファンなら結構知られてきている「Jリーグジャッジリプレイ」。今はDAZNで先行配信されていますが、元々はJリーグの公式チャンネルで原博実さん、平畠さん、上川さんの3名でスタートしました。



↑これが2018年6月からスタートした第1回のJリーグジャッジリプレイです。収録場所は、おそらくJリーグ事務所の会議室ではないかと思われます(笑)。ものすごくプライベート感ある場所です。

この番組が人気を博し、2019年からDAZNで扱われるようになりました。司会も平畠さんから桑原学さんになりました。このジャッジリプレイ、誰が考えたのか知りませんが、原さんがコミットしているのは間違いないと思います。

Jリーグチェアマンの村井さんがネット配信の威力を講演会でよく話していて、「原さん、何かやってくれないかぁ。」なんてチェアマンからお願いされたんじゃないかと勝手に推測しております。

で、ジャッジリプレイはDAZNで配信されるほどの人気番組に育ちました。さて、2019年はどうするかなんて思いながらJリーグ公式が配信しているのが、「JリーグTV」です。



これ、毎週水曜日の夕方16時に配信されています。私は、会社でたまに1人でご飯を食べている時にこれを見ておりまして、原さんの軽妙な話し方にものすごく引き込まれてしまうのです。

番組の内容は、原さんがJリーグのどれかの試合を見に行った感想を30分間にわたって話しています。温泉が良かったとか、この食べ物が美味しかったとか、サッカーと関係ない部分から始まることも多いです。

「ジャッジリプレイ」に比べるとテーマがはっきりしていない番組ですが、見てみるとその面白さに気付くはずです。なんせ原博実さんが面白いです。肝心のサッカーの内容についても十分触れられており、J2・J3の注目選手を紹介してくれます。移籍についても、なぜ公式が発表する前にあんなに新聞ネタになるのかということも原さんは教えてくれます。

原さんは、なぜこういう番組作りがうまいのか。

原博実さんの息子、原大悟さんがブログでお父さんのことをこんな風に書いています。

ただ飯を食っているのです。うまいうまいと言いながら。学生時代の原は目を疑いました。まだサッカーのことをしゃべっている原博実がテレビに出ているのは納得できますが、なぜうまいうまいとスペイン料理を作っている原博実が画面に映っているのだろう。全く理解できなかった覚えがあります。

「この番組が結構人気なんだって」

うれしそうにそう言っていたのを覚えています。

引用元:Foot!というおばけ番組 - 原大悟のブログ


原さんは、急にうまくなったわけではなくて、昔からこのような番組に出てメディアとの付き合い方をずっと仕事として学んできた人なんですね。元々素養はあったのかもしれませんが、どのようにすれば視聴者が喜ぶのかというのは、こういう昔からの活動があったからなんだと思います。

サッカー選手としても、歴代の得点数を見ても原さんの実力はすごいです。釜本75点、三浦知良55点、岡崎慎司50点、原博実37点と歴代の日本代表で第4位の得点数です(情報ソース)。

こんな面白い番組が無料で見られて、本当にJリーグ公式はナイスです。引き続き楽しみにしております。