DAZNさんが座談会をするというので申し込んでみたところ、運良く抽選に当たりまして、Jリーグキックオフカンファレンスが行われたベルサール東京日本橋に行ってきました。
えー、いきなり驚きの事実だったのですが、この座談会が行われた会議室、なんとお昼にJリーグカンファレンスが行われた時に、監督の皆様の控え室だったそうです。
まじすか、気絶しそうでした。
アジェンダ
司会は、アジャイルメディア・ネットワークのお姉さん。めっちゃトークが面白くて、流石にSNSマーケティングに長けてる会社だと思いました。
最初に登場したのは、DAZNでCRM、ダイレクトマーケティングをやっている山形高広さん。メキシコ🇲🇽在住歴が長いので、アミーゴと呼ばれているそうです。アミーゴ!
次にテーブルごとにワークショップをやって発表、最後にプレゼントじゃんけん大会をやり、記念撮影をしておしまい、という流れでした。
DAZN紹介
山形さんがご自分の紹介の後に、DAZNのサービスについて教えて下さいました。パフォームグループがGlobalでやってるOTTサービスですよ、という話の後に以下の話が出てきました。
DAZNのサービスを4つに分けて考える。
- 製品機能
- 中継配信技術
- 権利
- コンテンツ制作
製品機能
2018年の追加機能として、データセーバー、好きなチームをフォロー、そしてリマインダーが実装されました。2019年はダウンロード機能ですと明言されていました。
中継配信技術
これは、オフレコ(撮影禁止)のスライド1枚があり、どのようにDAZNがコンテンツをストレージにため込み、各リージョンに配信されるかというフローが紹介されました。
遅延があるのは、そのフローのいろいろな箇所が原因となり、エンジニアがそのボトルネックを特定し、日々改善するという作業をしているそうです。
権利
これは、DAZNが様々な国で映像配信をしている中で、権利の有無で観戦できるコンテンツが異なってくるという話でした。
これは特に話には出てこなかったのですが、例えばACLは、DAZNの北米エリアでは見ることができますが、日本では配信の権利がないため見ることができない、ということだと思われます。
コンテンツ制作
ここでも1枚、撮影禁止のスライドがありました。そこまで大げさなスライドでもないと思うのですが、変に使われたくないという主旨だと思われます。
試合開始からハーフタイム、後半が終わるまではJリーグが制作著作を保持しており、試合前や試合後のロッカールームはクラブチームが保持していることを教えてもらいました。
ロッカールームの撮影は、Jリーグではなく、クラブチームの許諾です(ということですよね?)。
ワークショップ
会の後半は、テーブルごとにワークショップでした。
テーマは、JリーグのオフシーズンにどうやればサポーターにDAZNを見てもらえるか、です。やはりシーズンオフになると、あんまり試合を観ないですもんねぇ(我々のテーブルは、いや普通に欧州のサッカー観るでしょという人が多かったですけども)。
ALL OR NOTHING
我々のテーブルからは、「監督や選手、フロントに1年振り返ってもらって、ターニングポイントとなった試合を、シーズンオフだから話せるレベルの情報量で解説してもらいたい」という案でした。
Amazonさんで話題の「ALL OR NOTHING」のようなものを作る、というのに近いです。1クラブだけでやると、他のサポーターが観ないということで、1年の中のターニングポイントとなった試合だけに絞り、各クラブの監督や選手、フロントの方に振り返ってもらうというのを、各クラブにやってもらう案です。
これ、参加した皆んなも思っていたようで、他のテーブルでも似たような案が出ていました。おそらくDAZNさんは、サポーターが何を求めているか、理解したに違いありません(笑)。
他にも、移籍した選手を追いかける「裏切り者」コンテンツも多くの賛同を得ていました。真面目にやると、選手が可哀想なので、ネタとしては面白いかなぁと思いました。
まとめ
DAZNさんも、このような座談会は初めてで、担当の山形さんも緊張していると仰っていました。私は、カスタマーとこのような会話の場を設けるのは面白い試みだなと思った次第です。
アンケートや、Webマーケティングで消費者の声はある程度拾えると思いますが、やはり実際に顔を合わせて話をするのも大いに収穫があるはずです。非常に楽しかったです。
軽食や、バレンタインデーにちなんでチョコを用意して下さり、主催者の気遣いを感じました。呼んで頂き、ありがとうございました。
軽食、美味かったです。