KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

埼京線は、東北・上越新幹線の賜物だった!

日経新聞で、「開業50年 新幹線が変えた暮らし」という特集記事が組まれています。9月10日付の朝刊で、大宮駅について書かれていました。今でこそ、東京と東北、上越などを結ぶ要衝として発展した駅ですが、新幹線を通す時には地元住民からの反対があったそうです。

だが地元住民は当初から新幹線を歓迎していたわけではない。開業前には騒音や振動を危惧する住民らが大規模な反対運動を展開した。国鉄が地元対策として提案し、建設されたのが新幹線と並行する「通勤新線」、現在の埼京線だ。
(2)要衝・大宮の礎に 並行する「通勤新線」開拓 :日本経済新聞


埼京線は、初めに大宮ー池袋間が完成し(1985年)、今ではJR東日本有数の路線になっています。私もよく利用する路線ですが、すぐ隣に東北・上越新幹線が走っています。

どうして、新幹線の隣に在来線が走っているんだろうと疑問に思っていましたが、これは地元住民の声を緩和するための路線だったのかと日経新聞の記事を読んでいて納得いきました。

実は、東北・上越新幹線って大宮駅までは騒音が出ないように、ゆっくり走っているんですよね。私が住んでいる北戸田駅は、日本一高い高架の駅なのですが、これもおそらく騒音を気にしてこの高さにしたのかなと思い巡らしました。

鉄道にも歴史がありますね。勉強になります。