KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

PSG戦を埼スタまで観に行ってきました。 #urawareds

メッシやネイマール擁するPSGと浦和レッズが試合をするというので、いつもの埼スタに観に行ってきました。

Jリーグの時のような浦和レッズの垂れ幕はない


SNSでは花試合だ、と揶揄されておりました。私も公式試合ではないので、ガツガツとしたプレーは見られないし、真剣勝負じゃないよなぁという気持ちはありました。実は、以前にマンチェスターユナイテッドが来た時(マリノスと対戦)、ファンペルシーを生で見たことがあるのですね。テレビではよく見ていたのですが、ファンペルシーを生で見た時のあのオーラは忘れられません。とにかく得点を取るオーラがすごかったです。


その体験をして以降、花試合であれ、欧州・トップ選手は生で見ておいた方がいいという気持ちになり、今回も申し込んだわけです。いや、今回もその信条に従って正解でした。特にエムバペと15番のダニーロは圧巻でした。

別次元だったエムバペ

エムバペのドリブルと、ワンタッチの精度はため息ものでした。特にワンタッチについては、Jリーグよりもさらに圧力が強い欧州において、エムバペのポジションはとにかく時間がないです。ボールをもらった瞬間に相手守備陣が押し寄せ一気にボールを奪われる環境です。ワンタッチの技術はそういう中から生まれてくるのだろうなと思います。悠長に1回トラップして、2タッチ目でパスを出していると全く間に合わないのです。


江坂のワンタッチも私は好きなのですが、エムバペのそれは精度がずば抜けていました。360度全方位が見えていて、近くの選手に正確にワンタッチでボールを渡すことができる。これはFWであれば是非とも身につけたい技術です。

ダニーロにも驚く

エムバペ並みにびっくりしたのが、ボランチのダニーロ。ポルトガル代表で、でかいボランチだなぁというのはテレビでも伝わってきていました。しかしこの選手のポジションはすごくユニークでした。試合の最初は、ヴェラッティと縦関係のボランチとしてやっていましたが、途中からCBの間にずっと入って、「この人CBなの?」というくらいほぼ守備に徹していました。


松尾や小泉が何度仕掛けても、何度裏を取ってもことごとくこのダニーロが追いついてカウンターを防ぐ。Jリーグであれば完全にGKと1対1になっていただろうタイミングでもそこにダニーロがいる。なんという身体能力、何というスピードなのだろうと思いました。松尾も相当スピードのある選手ですが、2〜3メートルあとからでも追いつくダニーロのスピード・・。こんな選手がJリーグにいたら、全てのカウンターが無効になってしまうのではないかと思いました。


後半はメッシやネイマールも見られて幸せでした。メッシがドリブルするだけで会場が沸くのは楽しかったです。以下、Twitter見ていて気になったものをピックアップしておきます。



轡田さんのTweet。確かに花試合にリーグの最多入場者数が破られるのは、残念な気持ちになりそうです。しかしよく考えると、昨日は緩衝帯がなくて61,175人。2006年のガンバ戦は緩衝帯があった上で62,241人。どんだけ入ってたんや、ガンバ戦。



チケット代に関しての横断幕。私は浦和のこの文化は好きです。PSGもこの横断幕を読んで、早くUCLを獲らなければ!と思ったかもしれません。

PSGについての詳細なPodcast

PSGのことについて深く知りたいと思ったら、中山淳(あつし)さんのお話を聞くと良いです。倉敷保雄さんがPodcastやっていて、ちょこちょこ中山さんが出演しています。フランス・リーグアンにかなり詳しいライターさんです。マルセーユとPSGはどちらがファンが多いか、など面白い話が聞けます。


‎ラジオ・クラッキー:Apple Podcast内の今季のPSGについて(中山淳さん)