KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

アウェイ鳥栖戦(第4節/2022)なぜ浦和のプレスはハマらなかったのか。 #urawareds

DAZNで観戦。鳥栖のスタジアムではあまりいい思い出がないですが、2020年には汰木のゴールで勝っておりました。たぶん、鳥栖のスタジアムと埼スタは、けっこう芝の質が違うのかもしれないですね。


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(2020年の汰木のゴールです)


今節をハイライトで試合を見返してみると、浦和は結構得点チャンスを作り出しているのがわかります。1本でも決めていればまた印象が変わったと思うのですが、鳥栖のプレスにハマって全体的にスムーズにボールが運べなかったことと併せて難しい試合でした。


なぜ明本が前ではなくて小泉が前だったのか

試合が始まってすぐに「あれ?」と思いました。いつもなら明本と江坂が相手の最終ラインにプレスに行くのに、今回は江坂と小泉。明本は左のウィングのようなポジションで守備陣形を整えていました。

これはおそらく鳥栖に合わせての布陣です。鳥栖はGKのパク、DFの3人とボランチの2名を合わせて6名でビルドアップを試みます。いつものように明本と江坂が追い回したところで難しいと考えたのかもしれません。

また鳥栖は攻撃時にハイラインとなるため、WBの裏を狙うために明本をサイド寄りにした可能性もあります。ここに浦和の狙いが見え隠れしていました。しかし、思ったよりもうまくいかなかった。岩波にボールを蹴らせなかったこと、浦和のキーとなるボランチ2名と小泉に執拗な寄せを行ったこと。

鳥栖は自分達のサッカーをしているようで、浦和のいいところを出させない戦術だったように思いました。もうちょっと鳥栖のビルドアップに対して良い対策はなかったのかと考えるけど、試合を見てみると、難しい面があるんでしょうね。残念でございました。

次節の磐田も鳥栖と同じ3バックです。今度はちゃんと攻略したい!