KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

浦和対湘南。(第3節/2022) #urawareds

やはり勝つと嬉しいです。リーグ戦5試合目にして、やっと勝ち点3ゲット!


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まん延防止措置につき上限2万人。


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ガンバ大阪戦の教訓。

前にブログで書いたガンバ大阪戦での選手交代に関する教訓。試合内容が良い時はつい選手交代を渋ってしまいますが、ガンバ大阪戦ではそれが裏目に出ました。その後の川崎戦、湘南戦はいずれも選手交代がテンポ良く行われています。そして適切に選手を休めることにも成功しています。


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昨日の湘南戦も、前半の平野→伊藤はアクシデントですが、後半の60分に3枚替え、83分にはもう5枚使い切ってしまいました。かなりテンポ良く選手交代が行われています。明らかにガンバ戦を境に選手交代が思い切りよく行われているように思います。これは私は大きな進歩だと思います。


馬渡が前、明本が後ろのフォーメーション

試合を見ていて、へーっと思ったのが、馬渡が大畑に代わって入った後に、明本がSBで馬渡がSHを担っていたこと。面白いなぁと思いました。どういう意図があるのだろうと考えいたら、クラブ公式の試合後コメントで監督に質問してくれていました(公式さん、さすが)。


(後半に3枚代えをしたとき、明本考浩選手を左サイドバックにして馬渡和彰選手を左サイドハーフにするといういつもと逆の配置にしていたが、意図と成果は?)
「バランスを考えました。まず明本に関しては、もちろん攻撃でもですけど、ディフェンスの堅さの面でも非常に重要な役割をこなしてくれる選手です。そして馬渡に関しては、縦へのスピードやドリブルから今日取ったゴールのようなプレーができます。彼がより相手ゴール近くにいることを狙っての投入でした」

引用元:リカルド ロドリゲス監督 湘南戦試合後会見 | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE


選手はここのポジションだと決めつけないで、こういう新しい発想をするのは良いと思います。実際、馬渡が点を入れて見事に監督の起用に応えました。オリヴェイラ監督が長澤をボランチから2列目に出した時に、「固定概念で選手を一つのポジションに当てはめるのは好きではない」というようなコメントをしていたことがありましたが、本当にそう思います。


話は変わりますが、今のアヤックスは170センチ台の選手2名がCBをやっています。これできちんと失点を抑えているのを見て、私は本当に固定概念で選手のポジションを決めてはいけないなと改めて学びました。後ろに明本、前に馬渡、面白いと思います。


しかし、明本の存在感は際立っていますね。スタミナと体幹の強さ、トラップの上手さなど、相当レベルの高い選手だと思います。栃木SC、本当にありがとう・・。この人、栃木のアカデミー出身で大学経由でトップチームに戻ったクチなんですよね・・。伊藤敦樹とか柴戸とか、それこそ三笘なんかも大学経由(まあ三笘は自分で大学進学を望んだようですけども)。流経大とか明治大学とか、良い指導者がいるんでしょうねぇ。