このアニメのサムネイルがNetflixで表示されていて、ちょっと気になるなと思っていたんです。同じタイミングでコグレさんがこのアニメ面白いとTwitterで書いていたので、最初から視聴して全12話見終わりました。むちゃくちゃドはまりする!というほどでもなかったんですけど、主役3人のうちの金森さんというキャラが好きなのと、3人の会話が心地よくてつい最後まで見てしまいました。
「映像研には手を出すな!」が安心して観てられるのは、決定的に悪い人が出てこないからなんだよね‥‥悪い人が出てきてドキドキハラハラは楽しい半面、心がギュッとなってしんどいような時もあって。「絶対悪いことが起こるんだ‥‥」という展開に耐え難い感情を抱くようになったのは加齢なのかな。
— コグレ|旅ストラップ&かわリュmini発売⊕ (@kogure) 2021年5月4日
地上波だとNHKで2020年1月5日からやっていた作品です。タイトルの通り、とある高校に入学した女子高生3人が「映像研究同好会」を作ってアニメを作成するという物語です。主人公3人の役割が明確で、監督役の浅草みどり、プロデューサー役の金森さやか、アニメーターの水崎ツバメを中心に話が進みます。
私はもう、金森さんのキャラが大好きで、進捗管理、収益管理、連携している部やうるさい生徒会との折衝などすべて金森さんが受け持っています。それに呼応して浅草さんが絵コンテ、ストーリー、水崎さんが実際に絵を描いていきます。こう書くと金森さんが主役のように聞こえますが、浅草さんが実質的に主役で、金森さんも作中で「作品が面白いかどうかは、監督にかかってんだからな!」と監督業の大切さを言い放っています。
浅草さんと水崎さんは好き勝手にストーリーや絵を描きたいけど、金森さんがそこを引き締める。あぁ、良いアニメーションってこういう風に良いチームワークで成り立っているんだなぁとこの作品を観て思いました。
絵のタッチも独特で音楽も耳に残る印象的なものです。オススメ!