先日リカルド監督が監督就任会見を行いました。ぼんやり新シーズンのメンバーについて考えていて、一番頭に浮かんでくるのが、「DFはどんな布陣になるんだろうなぁ。」と言うことです。
2021シーズンのメンツを見てみると、DFは以下の9人でしょうか。
宇賀神友弥(SB)
岩波拓也(CB)
槙野智章(CB)
山中亮輔(SB)
西大伍(SB)
トーマス・デン(SB/CB)
橋岡大樹(SB/CB)
藤原優大(CB)
福島竜弥(SB)
この9人の中で、福島選手のプレーは見たことがないのです。検索すると、土屋雅史さんがこの選手についてがっつりと記事を書いていました。
左利きの左SBの選手のようです。ということは、山中、宇賀神と競争する選手と言うことになります。まとめると、
右SB:西大伍、橋岡、トーマス・デン
左SB:山中、宇賀神、福島
CB:岩波、槙野、トーマス・デン、橋岡、藤原
というような分け方に出来そうです。3バックになった時にはWBとしてSBの選手は1列上がると思います。
右サイドバック
実績からすると、西大伍は右SBとして確定しそうです。僕は橋岡は、遠藤航のようにすでにクラブに海外志向を伝えていて、それで西大伍を取った気がしています。遠藤航の時も微妙なタイミングで岩波を獲得して、なぜ遠藤がいるのに岩波を獲得したんだろうと思っていたら、半年くらいして遠藤が移籍した記憶があります。もしかすると橋岡はまもなく海外に行くかもしれないですね。(完全に個人の憶測なので気にしないで下さい)
そうすると右SBは、西とデンということになるでしょうか。橋岡がいるとなると、西と橋岡の競争が激しそうです。
左サイドバック
福島はアンダー世代の代表にも入っていますし、宮崎県からわざわざ浦和のユースに入ったくらいなのでポテンシャルはかなりあるんだと思います。しかし山中、宇賀神のコンビに割って入るのはなかなか大変と思われます。山中と宇賀神のキャラクターはもうサポーターには十分伝わっているので、リカルド監督がそのキャラクターをどう捉えてどう活かすかで先発が変わってきそうです。
ポゼッション志向の監督なので、キックが正確な山中を使いそうですが、宇賀神の戦う姿勢も評価されそうです。ここもきちんと競争の原理が働いているポジションです。
センターバック
ここが悩む。大いに悩みます。岩波、槙野、デン、藤原です。もしかすると橋岡も入るかもしれません。4バックであればここから2人、3バックであればここから3人使うでしょう。青森山田を3月に卒業する藤原くんはどれくらいやるのかわかりません。高校選手権を見る限りだとヘディングの高さが非常に魅力的でしたが、守備は経験則もあるので、例えば小林悠(川崎F)と対峙した時の対処法などは、やはり今まで対戦した選手の方が分がありそうです。
そうすると、岩波、槙野、デンが有力ですが、3バックであれば右側に橋岡を置くというのはとても可能性としてあり得る話です。僕はデン大好きなので、CBとして活躍して欲しいと願っていますが、言語の問題があります。ただ、徳島の時にリカルド監督はCB中央にヨルディ・バイスを使っていたので、外国人だからと言って使われないということはなさそうです。
槙野のサバイバル能力は非常に高いので、結局1枠は槙野が勝ち取りそうですが、そうすると岩波、デンの競争が激しそう。ただ、そう考えるとCBも大いに競争の原理が働いてユニットして向上しそうではあります。
まとめ
橋岡がとても不確定要素で、しかもSBもCBもこなせるタイプなので、結局どのような形になるのか予想は難しいです。4バックと3バックでもメンツが変わりそうです。そういうことがわかっただけでも、頭の体操になった気がします。すっきりしない結論で申し訳ありません。でもどのポジションもきちんと競争の原理が働いていて、良い補強が出来ていると感じています。