例によって、振り返るほどたくさん振り返らないんですけど、神戸戦をちょこっと書いておきます。
2019年のJリーグ決算を読むと、神戸が営業収益1位(約114億円)、浦和が2位です(約82億円)。必ずしも営業収益と順位は連動しないのですが、人件費を多くかけられるので、営業収益の高いチームには年俸の高い、良い選手が集まってきます。そうすると普通は順位も上位に行くはずなのです。しかしながら、神戸も浦和も10位前後。
どちらのサポーターも「なんでやねん」と思っているのかもしれません。(それはクラブのフロントもそう思ってるでしょうねぇ・・)
様子見の前半
実況で、「神戸は連敗しているので堅い入りです」と言っていたと思うのですが、マリノスは連敗していてもやはり攻撃的でした。まんじりとした神戸-浦和の前半は、「あぁ、似たもの同士だなぁと」感じる内容でした(苦笑)。
後半に入って、少しオープンになりました。スタッツを見ると、シュート数が同じ13本(枠内も同じ3本)で支配率が神戸55%、パス数が神戸553本、浦和が458本でした。浦和が先制して神戸が前ががりになったことを考慮すると、ほぼほぼ内容的には互角でした。ある意味、どちらに転ぶかわからないという点で面白い試合でした。
決定力があったのは、マルティノス。山中のクロスも見事で、そこに入り込むマルちゃんのスピード、利き足でない右足で見事にゴール右端に蹴り込む高い技術力。素晴らしかったです。
個人的には、右サイドの古橋が怖かったのですが、宇賀神が何度も追走し、攻撃の芽を摘んでました。宇賀神のフルスピードのランニングとドリブルしている古橋のスピードが同じくらいでしたから、古橋って一体どないなってねんと観戦しながら思っていました。
最近、宇賀神が毎試合イエローカードもらっています。もともとイエローが多い選手だと思うのですが、意図的にもらってるんじゃないか思うくらい、イエローもらってますよね。山中との競争が激しくて、宇賀神も大変なんだろうなぁとお察ししております。