KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【サウジアラビア・リヤド】早朝にホテル周辺を散策してみました。

国内でも国外でも、旅行に来ると早朝に周辺をジョギングしたり歩いたりするのが好きです。今回も宿泊しているホテル(Holiday inn Olaya)の周辺を、日の出くらいの時間に散策してみました。



Holiday inn Olayaです。ご飯も美味しくて、スタッフの人も優しくて、とても良いホテルです。


私は、今回の旅ではWi-Fiルーターもなく、ホテルの外に出るとインターネットにつながらない状況でした。そんな時は、Googleマップのオフライン機能が役に立ちます。この辺りは、村上アシシさんに教わりました。



で、どこ行こうかと思案したところ、地図で「Alfaisal University」がそこそこ近くにあるなと発見しました。ひとまずここ目指して行ってみよう。



この大学に行くには、幹線道路を2回超えなければいけません。なかなかの大冒険です。で、サウジアラビア🇸🇦に来て気づいたのですが、幹線道路にはまず信号がありません。どうやって乗り越えるんだと探していたところ、立派な歩道橋がありました。



これで一つ目の幹線道路を突破です。しかし、朝の6時半、しかも日曜日なのにすごい交通量です。みんな、こんな朝早くどこへ行くんだ。



幹線道路を突破すると、そこには住宅街が広がっていました。我々が宿泊しているホテル側には、個人宅は全然見つかりませんでしたので、幹線道路で大きく区画割をしているようです。幹線道路を越えると、景色が全然違います。



日本だと家を見ると立派だとか、そうでもなさそうだとか判断できますが、上の写真の家を見てそういうことは判断できません。どんな人が住んでいるのでしょう。普通に家の前に自家用車を置いていました。ベンツもあるし、いわゆる大衆車もありました。まあ、めちゃめちゃお金持ちでもないけど、貧しくもなさそうな雰囲気でした。

インターナショナルスクールもありました。女子限定の学校のようです。



そのまま歩いていると、大きな病院がありました。後から別の病院も登場しますが、どうやらこの辺りは医療施設が群立している地域のようです。




病院の近くを歩いていると、医療従事者らしき女性が顔を出して歩いていました(イスラム教は基本的に女性は顔を出さない)。見た感じ、中東よりも東南アジアの人のようでした。もしかすると、こういう専門職も東南アジアから人を呼んでいるのかも知れないです。


さらに歩いていくと、もう一つの幹線道路にぶつかりました。今度は歩道橋はありません。どうしよう。



そもそも歩いている人がほぼいないです。移動するなら車が必須な国です。ま、暑いですからね。ちなみに、この時はだいたい20度くらいの気温で、そんなに暑くなかったです。そして、頑張って歩いていると、なんと信号発見。




横断歩道が消えかかっていて、歩行者はあまり優先されていない感があります(苦笑)。


なんとか横断歩道を渡り、少し歩くと大きな病院がありました。



病院内の看板を見ると、「Oncology」の文字。あと、「Liver」。ガン領域と肝臓領域の疾患です。高度医療施設だとわかります。でも、下の写真を撮っていたら警備の人から「写真撮らないでねー」と優しく言われました。「ごめんねー」と謝っておきました。



この時点で出発から1時間ほど経っていましたので、そろそろ帰ることにしました。病院の周りは、白衣を着た人たちが歩いていて、新鮮でした。



帰り道は、ホテル目指してスタスタ帰りました。途中、リヤドを代表する建築物、キングダムセンターとアルファイサリアセンターが見えました。



朝の90分ほどの散策、色々発見があって楽しかったです。