実は、2週間前ほどから咳喘息に罹っておりまして、恵比寿の呼吸器のクリニックで診察してもらっています。症状は良くなってきていましたが、サウジアラビア渡航前にシムビコート(咳喘息の薬)が無くなりそうだったので、念のために再受診しました。
診察してもらうと、改善はしているが、まだ症状があるのでもう少しシムビコートを続けましょうと言われました。そこで、医師にサウジアラビアに行きますけど、注意点はありますか?と尋ねました。
流石に呼吸器専門の医師でも、サウジアラビア渡航の注意点なんてコメントできるのかと思っていましたが、見事に裏切られました。以下、言葉尻は違いますけど、医師のコメントです。
「サウジアラビアとか、UAEみたいなお金持ちの国は砂埃が多くてもアスファルトに特殊な加工をして、それほど埃が舞わないようになっています。喘息的には、それほど気にしなくて良い国ですよ、サウジアラビア。」
まじすか、そんな情報まであるんですが、どんだけ優秀な呼吸器の先生なんですか。以前から優秀な先生だとは思っていましたが、この情報って、呼吸器の医師ならみんな知っているのでしょうか?びっくりです。
コメントの続きがあって、車のシャフトに砂が入り込んで云々みたいな話をしていましたが、とにかくアスファルトに砂埃が舞わないので、車にも砂が入り込みにくい仕組みになっているそう。
もう、その話を聞いてからサウジアラビアのアスファルトが気になって仕方ありません(笑)。で、朝の散策の時にアスファルトをじっくり観察してみました。土木の専門家じゃないので、よくわからないですが、確かに日本のアスファルトよりも隙間がなくて、滑らかな質感です。
こんなに隣に砂があるのに、アスファルトにはあまり砂が舞っていません。あと、散策した時に感じたのですが、リヤドはあまり風が吹いていないです。砂漠地帯の特徴でしょうか?これもあまり砂埃が舞わない要因なのかなぁと勝手に思いました。
咳喘息に罹ったのは残念ですけど、中東のアスファルト事情を教えてもらえて良かったです。なかなか興味深い話でした。