一つのムーブメントとして面白いです。「Change.org · 「変えたい」気持ちを形に」という署名を集めるサイトがあるのは知っていたのですが、ここで、サッカーファンには興味深い署名が集まっています。
この試合中に、リバプールのエース・サラーを怪我させたセルヒオ・ラモスに何らかの処分を与えるよう、署名運動が広がっています。
私も何度もこの件についてTwitterでつぶやいたのですが、サラーが退場したことによって、試合の流れが大きく変わってしまいました。
デイリーミラーの記者もセルヒオ・ラモスは最悪のファウルだったと書いてます。ひどい。 #UCLfinal https://t.co/TpU4uZFPf9
— Koji Haruna (@k_haruna) May 26, 2018
試合を見ていた当初は、勢い余ってラモス、この野郎くらいの勢いでTweetしていましたが、時間をおいて頭を冷やすと、まあこれもサッカーかな、と。セルヒオ・ラモスはこういうラフプレーは以前からやっていますので、意図的、そうでないは置いておいて、「またお前か。」という気持ちの人は少なからずいると思います。
相変わらず。 pic.twitter.com/05ViZHTlEx
— CesarePolenghi チェーザレ (@CesarePolenghi) May 26, 2018
審判は注意もしませんでしたし、「試合中のアクシデント」と言えばそれまででしょう。しかしながら、冒頭でも示した通り、change.orgというサイトを通して、セルヒオ・ラモスに何らかの処分を下したい人が、このブログを書いている時点でも36万人います。
この決勝戦を見ている人は、世界で何億人もいますので、その36万人というのは1%もいません。ただ、サッカーの試合で怪我をさせてこのような署名運動が起きるのは私が知る限り初めてです。それほどインパクトがあったシーンでした。
私は、今シーズンのサラーは本当にすごいなと思って見ておりましたので、セルヒオ・ラモスにやられた時は、がっくりでした。リバプールが負けても良いので、90分間サラーのプレーが見たかったです。
個人的には、まあこれもサッカーかなと落ち着けていたのですが、この署名運動を見て、やはり同じような気持ちの人がたくさんいるんだぁと試合中の気持ちが少し蘇る思いでした。
しかし、一番悔しさを感じているであろう、リバプールの地元紙「リバプールエコー」の記者が、「全ては芝に置いてこよう」と呟いております(名言だな、こりゃ)。
That Ramos petition is embarrassing and so is the criticism of #LFC players for not rushing over to Karius after the final whistle. They were all devastated and dropped to the turf.
— James Pearce (@JamesPearceEcho) 2018年5月28日
やっぱり何だかんだ言って、これが大事ですね。試合が終わればみんなでハグです。サラーの性格考えると、そんな署名集まっても、どうすればいいかわからないと言いそうです。
私も今回の件では、感情的になり、非常に悔しい気持ちになりました。でも所詮サッカーです。終わればすべて芝に置いてきましょう。サラーの怪我が大したことないことを祈りましょう。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。