アジアカップ、日本対ベトナムをテレビで観戦しました。
5 - 日本はアジアカップの1大会では現在初の5連勝中。この5試合は全て1点差の勝利で、同結果での連勝記録としては、92年~96年大会の日本と2011年~2015年大会の韓国が記録した4試合連続を上回り、大会史上最長の記録。紙一重。#AsianCup2019 #アジアカップ #王座奪還#SAMURAIBLUE #daihyo pic.twitter.com/rTYTiyMvxI
— OptaJiro (@OptaJiro) 2019年1月24日
森保監督らしい、実に堅実な試合運びでした。前半にベトナム🇻🇳の5バックを崩せず、後半何かいじるかと思いましたが、特段大きな変更点もなく後半も進行しました。
なんとなく、中央を狙いすぎていて上手くいってないので、トルクメニスタン戦みたいに、後半に攻め方を変えてきそうな気がする前半でした。ベトナムが5バックなんで、なかなか崩せていないです。
— Koji Haruna (@k_haruna) 2019年1月24日
トルクメニスタン🇹🇲戦と違って、変更なく後半に入りました。おそらく日本のハーフタイムでの指示は、「このまま攻めていれば、どこかでこじ開けられるから、それまで粘り強く頑張れ」だったと思います。
前半と違ったのは、DFラインの裏を狙いすぎてパスがオーバーし、相手のゴールキックになる、というシーンが減ったことです。明らかに後半はこのミスが少なかったです。
VAR
大活躍したのは、この準々決勝から導入されたVARです。前半の吉田の得点はこれで無効にされ、そして後半の堂安のPKはこれのおかげでゲットできました。
この大会の場合、アブダビで一元管理していると実況では言っていました(ちなみにNHK BS1)。
この試合の審判団は、UAEのセットで、吉田のバンドにしても、堂安のPKにしても、なかなか難しい判定でした。私がフォローしているサッカー記者でも下のようなつぶやきをしていますし、解説の山本昌邦さんも吉田のバンドについては、ジャッジ前に「流石にあれは故意じゃないですし、ハンドじゃないでしょう」というようなことを述べていました。
ヘディングしたボールが腕に当たったのまでハンドを取るというのは、基本的に世界的な流れがハンドの採用に意図や故意性が感じられるかの割合が下がって、「当たっただけ」でも取る方向に流れている証かもしれませんね。
— Tetsuro Kutsuwada (@tetsu11k) 2019年1月24日
世界的に、ハンドにはより厳しくなっているのかもしれません。
強かったベトナム🇻🇳
5-4-1で守り、ボールホルダーへの寄せが非常に早く、モチベーションの高さと組織だった守備力が光る相手でした。
以前に水戸に在籍したグエン・コン・フオンは、最後のシュートの精度こそ欠けていたものの、非常に危険なドリブルを仕掛けてくる選手でカウンターの起点にもなっていました。
組織だった守備と、このグエンの攻撃がかみ合っていて、日本の連携ミスも誘発していました。日本よりも多い応援団で、サッカー熱の高さが伺えました。
ポイチさんらしい
明らかに森保監督が率いていたサンフレッチェ広島を想起させる、渋い内容での勝ち方です。失点は最小限に抑え、諦めずに泥臭く得点する。
なんせ守備がしっかりしているのが素晴らしいです。冨安も堂々とプレーしていて、気持ちが良い。次のイラン戦、非常に強い相手にどこまでやれるか楽しみです。