興梠の一撃が決まったとき、思わず叫んでしまいましたし、テレビ観戦でしたので、Twitterにこう書き込みました。
きたーーーーーー! #urawareds
— Koji Haruna (@k_haruna) 2019年10月23日
まさに、キターーー!でした。この一撃により広州恒大は4点を取らなければいけなくなり、後半5分での失点で時間もありましたが、かなり厳しい状況になりました。恐るべしアウェイゴール。
広州のアウェイ感はものすごかったですが、失点してからは明らかにシーンとしており、5万人の観衆よりも700人の浦和サポの声がテレビからよく聞こえてくる始末。
カンナバーロ監督の狙いとしては、2得点しなければいけないけれども、失点しては元も子もないので、前に人数はかけつつ、最終ラインはそれほど上がらないという堅実なもの。
前半、何度も浦和はピンチを迎え、僕も何度もテレビの前で悲鳴を上げました。ため息をつきました。しかし、数少ない攻撃シーンで橋岡が実に良い持ち出しをして、ふわっとした短いクロスを広州ゴール前に上げました。
そして、興梠得意のパターンでゴール。一瞬の隙でした。というか、橋岡の突破が見事でした。
橋岡の成長
この試合、一番「お?これは・・」と思ったのが橋岡でした。MOMかと言われれば、ちょっと違うのですが、成長度合いで言えば、チーム随一でした。今までで最も内容に工夫が見られたプレーを見せてくれました。何か余裕ができたのでしょうか。
アシストのクロスもその一つなのですが、これ以外にも、相手に囲まれてもその間を狙って味方にパスを出したり、ボールを取られないように体を入れ替えたり、とにかく「次につながるプレー、有機的なパス」があり、見ていて面白かったです。
U-22の試合で何か掴んだのでしょうか。それともACLがそうさせるのでしょうか。すごく成長を感じた試合でした。
4年に一度のCWC出場権
つい先日、こんなニュースが流れました。
毎年行われていたCWCですが、どうしても欧州のチーム1強というバランスが悪いコンペティションになっており、FIFAはレギュレーションの変更を計画していました。2021年から4年に一度となるようですが、今年のACL優勝チームがこの大会の出場権を得られるということです。
個人的には、サッカーはまだリージョンの差が大きいので、ACLで優勝というのがとても嬉しいのです。ただ、2017年の鹿島がレアルに良い試合を見せたように、欧州のチームに公式戦で挑めるという唯一のコンペティションですので、この大会に出られるというのもやはり嬉しいですね。賞金も大きいですし。