KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

大槻監督のアウトレイジ感で、勝ち点3をゲット。久しぶりに勝利の歌を歌いましたよ・・。 #urawareds

昨日の埼玉スタジアムは、とても寒かったです。今にも雨が降りそうな空模様で、実際試合終了前にポツポツと小雨が降ってきました。しかしながら、この男の顔を見るとそんなどんよりした天気も気にならないです。

 

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オーロラビジョンに大槻監督の顔が出る度に、ゴール裏はなぜか湧いていました(笑)。この監督を見ていると「人は見た目が9割」という言葉を思い出します。堀監督が解任され、ドタバタした中で、この大槻監督のインパクトは強いです。正直、試合内容は二の次になってもいいような気持ちにすらなりそうです(笑)。

試合内容も悪くなかったです。正直なところ、ベガルタ仙台のポゼッション力、チーム力は事前から予想していましたし、昨年はホームで7-0で勝った相手に今度は大負けしちゃったらどうしようなんてことも少し思っていました。

しかし、大槻監督のすることは相手の渡辺監督もまだよくわからないのか、前半はどちらかというと浦和のペース。仙台の3バックに対して浦和も3バックというミラーゲームを仕掛けました。相手が様子を見ている中で、前半早々に興梠がリーグ戦2点目をゲットします。



1試合通して見ると、前半の20分くらいまではとてもよくボールも回り、相手陣内攻め込めていました。しかし、前半20分以降と、後半の大部分は仙台のボール保持率が高かったです。ここが今のチーム力の違いでしょうね。

 

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試合終盤には、柏木とナバウトが絡んで仙台ゴールに迫るシーンが何度か見られました。2点目が入ると、だいぶん選手もサポーターも、もちろん監督も印象が違っていたでしょうね。

だいたい、シーズン途中で監督が変わると、5試合くらいはその劇薬効果が出るようです。しかし、5試合が終わると徐々に監督本来の手腕が出てきて、そのチーム本来の姿が出てきます。さて、大槻組はどのような展開を見せてくれるのでしょうか。


試合後にサポーターからフロントへメッセージ


試合後に、上のようなメッセージがサポーターから出されました。「3年後5年後10年後のビジョンがないクラブでも誇りを持った選手とサポーターは戦い続ける。クラブの体質フロントが本気で変わらない限り浦和レッズに未来はない。」と書かれています。強烈なフロント批判です。

実は僕は、そこまでフロント批判精神を持っていなくて、まあしょうがないか、という気持ちがあります。確かに、監督が解任されて、なぜフロントの強化部長が解任ではなくてさらに地位を上げているんだというような意見があるのも何となくわかります。

クラブに哲学みたいなのがなくて、継続したチーム作りができていないとか、社長が三菱から来ていて、数年ごとに変わってしまう、と言う体質もありますね。一貫したチーム作りができていれば、昨年チャンピオンズリーグで優勝したチームが、リーグ戦で降格圏なんてことは起きないわけです。フロント批判というのはそういうことで良いんですよね?

私は実は、そこ(チーム体質)に、そこまでこだわりはないです(あぁ、こんなことをいうと他のサポーターに怒られそう・・)。いまいちフロント批判をする人の気持ちがわからないです。そこが、ちょっと今回のゴール裏のメッセージと私個人の気持ちのずれを感じたところかなぁと思いました。

まあ、僕もだんだんフロント批判をするようなサポーターになるのかもしれないですけどね(苦笑)。今のところはそこまでの気持ちにはなっていないです。

気になっているのは、次節の神戸戦がどのような試合になるのかということと、大槻”暫定"監督の次は、どんな監督が来るのだろうということです。楽しみに見守っていこうと思っています。