ついに2018年のJリーグが開幕し、私も味の素スタジアムに観戦に行ってきました。FC東京対浦和レッズです。お天気もよく、大勢のお客さんが開幕戦を見に来られていました。私も10時15分には飛田給駅に到着し、11時にはビジターの行列に並んでいました。
飛田給駅からスタジアムに向かう道中。
堀監督がシーズン始めから指揮するのはこれが初めてなので、どういうチームに仕上げてくるんだろう、長谷川監督は新天地でどのように浦和に対応するのだろうという、全く予想できない状況でのスタートでした。
蓋を開けてみると、お互いリスク管理をしながら相手の様子をうかがいつつ攻める、という緊張感のある試合となりました。
浦和で、特によかったのが守備。自陣に戻ってじっくり守るのではなく、ボールを取られたらすぐに回収するという、相手陣内でのDFが見ていて迫力がありました。皆がサボらない、きちんと連動してボールを取りに行く。それが新しい浦和に見られたいいポイントです。
また、昨シーズンまではセットプレーからの失点がよく見られました。とても印象に残っているのが、セットプレー時はマンツーで守るので、よく槙野が相手選手ともつれて審判に止められると言うシーンです。
堀監督はそこを修正してきました。昨日のFC東京戦ではセットプレーの時はゾーンDFに変わっていました。1列に並んで、ボールに合わせて守備をするスタンスです。槙野が相手選手ともつれるなんてことはありません。
- 作者: マルティパラルナウ,Mart´i Perarnau,羽中田昌,羽中田まゆみ
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↑この本に書いてあるのですが、グアルディオラもセットプレーはゾーンです。シンプルで守りやすいといっています。僕もセットプレーはゾーンが良いと思います。マンツーだと振り切られた時に、どうしてもフリーの選手にやられてしまうことがあります。
浦和の攻撃に関しては、昨シーズン終盤の「詰まり」みたいなものは解消されていて、比較的スムーズに中盤の選手が入れ替わっていました。FC東京よりも危険なゾーンへ進入しており、惜しいシーンもありましたが、残念ながら流れでの得点シーンはこの試合ではなかったです。
FC東京の守備がよかったかもしれないので、この部分についてはもう数試合見てみないとわからないですね。勝てなかったのですっきりはしないですが、守備の改善がずいぶんと見られ、なかなか良いスタートだったのではないかと思います。しかし、岩波がずっとベンチにいるのはもったいない。阿部ちゃんももったいない・・。