KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

V・ファーレン長崎がJR長崎駅そばに新スタジアムの建設を検討

いつも読んでいるドメサカで、こんな記事が出てました。V・ファーレン長崎が、長崎駅のそばに新スタジアムを作るかもしれないという話です。最近だと、ギラヴァンツ北九州が、小倉駅の近くにスタジアム作りましたね

blog.domesoccer.jp
少し前に参加した、Jリーグのシンポジウムで堀江貴文さんと高田社長がスタジアム建設について話をしていました。ガンバ大阪のパナソニックスタジアムを引き合いに出して、あのスタジアムは140億円で作った、地方だと100億あればサッカー専用スタジアムができる、と言う話でした。

高田社長は、今のトランスコスモススタジアムも良いところだが、サッカー専用ではないので入り口のところの人員配置やチケット確認など、それなりにコストがかかるということも話していました。

高田社長は、V・ファーレン長崎を率いるようになって、海外のスタジアムについても情報を入れているようで、どこのチームとは言いませんでしたが、ドイツに8万人収容できて、すごい迫力でいつも満員のスタジアムがある。あれは素晴らしいと絶賛していました。まあ、ドルトムントのスタジアムでしょう。

堀江さんは、ガンバ大阪のスタジアムは本来であれば梅田の駅前に作らなければいけなかったということを話していて、そういうこともあって、長崎駅前でのスタジアム建設に話が進んでいるのだと思います。やはり鳥栖のように駅のすぐ近くにスタジアムがあるのは行きやすいですよね。

具体的な日程は明らかになっていませんが、話をどーんと出して出資者を募っていくのでしょう。Jリーグのチームに投資すれば、リターンが返ってくるというイメージができればJリーグがどんどん盛り上がると思います。

ちなみに、地方は人口減で今さらスタジアム作ってどうするんだという質問を見たことがありますが、サッカーの場合、他県から来てくれる「交流人口」の増加を目指しています。要は、サッカーを見るために長崎のホテルに泊まり、お土産も買っていく、地域が活性化する、と言うところを狙っています。

また、サッカーだけではなくて、芝の技術力が上がっていることにより、頻繁にコンサートなども行うスタジアムにすることによって、稼働率を上げ、クラブの収益力アップにもつなげることができます。さて、V・ファーレン長崎、楽しみです。