3日前の金曜日、米国がシリアを攻撃しました。サリンなどの化学兵器を使ったと言う判断(証拠は出ていない)で、化学工場などに限定して、米国の駆逐艦からミサイルが発射されたと言うことです。
トランプ米政権は6日夜(日本時間7日午前)、化学兵器の使用が疑われるシリアのアサド政権軍へ巡航ミサイルによる攻撃に踏み切り、「力の外交」を誇示した。国益の追求へ強硬策を辞さぬ戦略への回帰を鮮明にしたが、アサド政権軍の後ろ盾であるロシアは「主権国家に対する侵略」と反発。シリア情勢を巡り米ロ関係は緊迫化する恐れもある。
米、力の外交回帰 シリア政権軍を攻撃 :日本経済新聞
シリアという国の周辺は、以下のようになっています。
私はこのニュースが非常に気になり、この週末、いろいろなサイトや本を読んでみました。イスラム教徒で15億人いると言われる中東を理解しないと、他の関連ニュースも理解できないからです。
簡単にわかったことを書くと、
と言うことでしょうか。アサド政権についてもう少し調べないといけないですが、ロシアが支持していると言うことで、歴史的には社会主義的な政権かと思われます。民主主義を唱えたアラブの春で反対勢力が台頭したというのも裏付けになりますね。
トランプさんとしてはロシアとうまく折り合って行きたいので、アサド政権を刺激するようなことはしたくないのですが、共和党自体に反ロシアが多いため、今回の爆撃にはその意向があるのではないかという論調もありました。
池上彰さんの日経電子版の解説(中東についてのもの)も参考になりました。
歴史的にもすごく入り組んでいて、中東問題はなかなか研究のしがいがあります。周辺の国々で、今回の攻撃を支持(サウジアラビア)、不支持(イラン)の確認をするだけでも興味深いです。
とりとめのない文章になってしまいましたが、引き続き中東問題に注目してみます。