土曜日の日経新聞朝刊(プラス1)に載っていた、「Webで英会話が流行っています。」と言う記事を読んでいたところ、すごく興味をひかれるサービスがありました。それは、Skypeを使ってフィリピン人と毎日25分ずつ話が出来る「RareJob」というサービスです。ちなみに私はTOEIC600点程度。
ECCや名門のベルリッツなどもWebでのレッスンに力を入れているようですが、なんせお高い!ECCが、1レッスン50分で2000〜2300円、ベルリッツになると1レッスン40分で5500円。結婚生活が始まって、貯金をこつこつやっていかないといけない身にはなかなか手が出にくいです。
しかし、そこはさすがに日経新聞。ベルリッツのようなお高いサービスも載せつつもきちんと低価格路線のサービスも載せてくれています。そこで目にとまったのが、フィリピン人と毎日25分間話が出来る「RareJob」。なんと、月に5000円払えば毎日25分間英語で話が出来るそうです。休まずに毎日やれば、25分で129円という計算。これは素晴らしい!
ただ、内容がしょぼいと安かろう悪かろうということになってしまいます。RareJobのサイトにアクセスしたところ、なんと2回分の無料体験レッスンができるとのこと。おぉ、これはぜひお試しでやってみたい。新規登録ボタンからメンバー登録をすると日付を選んで予約をするよう促されます。
講師は、「日本語が出来る先生」、「英語の初心者向け」などいろいろ条件を絞って選ぶことが出来ます。僕は、安心感のある1957年生まれのマダムなフィリピン女性の先生に習うことにしました。ちなみにRareJobの先生になっているフィリピン人は、「フィリピン大(名門)卒業生、在校生、関係者(?)」とのことで、知識レベルの高い人たちが選ばれているとのことです。
まあ、良い大学を出ているからって良い先生でもないでしょ、というつっこみを心の中でやりながら、予定の朝9:30にレッスンはスタートしました。びっくりしたのが、Skypeで連絡が来た時にぴったり9:30だったこと。1分の狂いもありません。終わるのもぴったり9:55です。このタイムマネジメントはすごいと思いました。
1957年生まれのフィリピン人の先生は、これがとても朗らかで、ハリー・ポッターの話題になった時は、「うちの子供も読んでるわよ。」というコメントをするような、とても親しみやすい先生でした。さすが、年上の女性は安心感がある。
始めの15分間は、今日の朝は何をやっていたとか、どんな仕事をしているのかとか、趣味は何だとか、何のために英語を学ぶんだとかそういうことを聞いてきて、それに答える時間でした。なかなか思うように単語が出てこなくてもどかしいですね。
後半の10分間は、先生がURLをSkypeで飛ばしてきたのでそこにアクセスすると、長い英文と、その中に出てくる重要単語の解説が載っているページが表示されました。その文章を音読したり、重要単語を使って自分で文章を作ったりして、朝から脳みそフル回転でした。
これはかなり素晴らしいサービスなのでは?と思いました。現在、TOEICにチャレンジしているのですが、どうしても一人だとリスニング、リーディング主体になってきます。こういう1日25分でもアウトプットできる環境があると全然違うんじゃないかと思いました。また、朝の9時から夜は深夜0時30分までレッスンをやっているので、かなり時間的にも融通が利きそうです。
1回体験しただけですが、とても魅力的なサービスです。奥さんに相談してみようと思いました。