6月8日から始まって7月1日で終えた今年のEURO。グループリーグは毎日2試合行われ、勝ち抜いた8チームがトーナメント方式で勝ち抜いていく大会だ。出てくるチームは、ヨーローッパを代表するナショナルチームばかり。これは観ないわけにいかない。
ねっむー!ポーランド対ギリシャを見ていたんだけど、いつの間にかロシアー対チェコになっていた(笑)。後半戦はしっかり見ますよー。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 8, 2012
当時の自分のTwitterを交えながら書いていきますw(リツイートも含む)。6月8日の開幕戦を頑張って観戦したのですが、夜中の1時と3時30分に試合開始ということで、当然ながらものすごい眠気からスタートしました。これは全試合観られないな、と思ったので作戦を練りました。
オランダ対デンマーク、0ー1でオランダが負けた。これで、次節のドイツには必勝しなければ厳しい状況になった。オランダのユニフォームなんだけど、鮮やかなオレンジ色でとても好きだ。ただ、ゼッケンがガムテープを貼ったような質感で、そこがどうにもひっかかる。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 10, 2012
その作戦とは「全試合見るのは体力的にきついので、見たいと思った試合だけ起きてみる。」というものです。そして僕が見たいと思った試合は、5月のGWに旅行に行ったイタリアの試合。日数は限られていましたが、生でセリエAを3試合見たことで、「せっかくだからイタリア応援しよう。」と言う気持ちになりました。
注目はリベロのデ・ロッシ。本人のコメントを紹介します。「2人のセンターバックの間でレジスタを務めるイメージで、役割としてはルイス・エンリケのローマでやっていたものに近い。センターバックというより、最終ラインと中盤の繋ぎ役のつもりだ」
— CALCIO2002 (@CALCIO2002) June 10, 2012
結果的に言うと今回の「イタリアだけ観戦」作戦は大当たりでした。何となく予感あったんですけどね。今年、セリエAを制したユベントスからたくさん選出されているし、ピルロ、ブッフォンなんかの精神的支柱も存在するし、けっこう強いんじゃない?と思ってました。
スペイン対イタリアなう。イタリアはピルロがいるのが心強いな。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 10, 2012
みんな、イタリアのことをカテナチオと呼び、守備はしっかりしているがカウンター中心でいつもと変わらないイタリアなんじゃないの?と考えられていました。事前の親善試合でも負けまくっていましたし、セリエの八百長騒ぎでサッカーどころじゃないという声もありました。
八百長だらけだけど、イタリアの青いユニフォームはやっぱりかっこいいな。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 10, 2012
ただ、今シーズンのユベントスの戦い方を見ていると、圧倒的に前線からプレッシャーをかけ、あっという間にボールを奪取しピルロ中心に確実な攻撃を仕掛けるという熱い戦術でした。このユベントスの戦い方をそのままイタリア代表に持ってこられれば、悪くない戦い方が出来るんじゃないかと思っていました。
イタリア先制!得点、ディ・ナターレ!ブラボー! #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 10, 2012
そしてグループCの試合が始まり、スペイン対イタリアといういきなりの好カードでした。これはもう本当に面白い試合でした。どちらもボールを奪取するため懸命に走り、パスをつなぎ、ゴールに襲いかかりました。Numberで、宮本恒靖が「グループリーグのベストマッチ」と書かれているように、素晴らしい試合でした。
めちゃめちゃ面白い試合だった!スペイン対イタリア。選手もみんなフレッシュで、よく走った。前線からプレスをかけるイタリアと、超絶な切れ具合だったイニエスタ。そしてブッフォンもよかった。本当に良い試合だったよ。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 10, 2012
イタリアは、カテナチオどころか3ー5ー2という守備よりも中盤を意識した新しいシステムでした。中西哲生がラジオで言っていましたが、「斬新な3ー5ー2」でした。3バックの中央を司るのは、ローマのデ・ロッシ。この人、本当に守備の時のパスコースを読む力が優れていると思います。スペインのパスをことごとく引っかけていました。デ・ロッシがいてこその3バックだったと思います。
なぜかイタリアの試合は目がさえている(笑)。やっぱりこの青いユニフォーム、素敵やわ。 #eurojp
— Koji Haruna (@k_haruna) June 14, 2012
ちょっと長くなってきたので、この続きは別に書きます。