KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ド・ド・ドアウェイ感じるキングファハド国際スタジアムで、「We are Reds!」を響かせる。 #urawareds

楽しすぎました。最高に楽しかったです。それはもう声がガラガラですし、目の前は大旗がブンブン振られておりますので試合なんか全く見えません。興梠のゴールもさっぱり見えませんでした。それでも最高に楽しかったです。

この試合の入場者数は、50,881人だったそうです。日本のスタジアムでまず50,000人を超える試合がないのと、あったとしても浦和のサポーターが700名ということはありません。西川が入ってきた時の強烈なブーイングなんて、日本では味わえません。

浦和のすぐ横に座っているヒラルサポーターがやたらと煽ってくるのです。何を話しているのか分かりませんが、明らかに煽ってきました。それに対して、一部の浦和サポが反応したのですが、クルヴァの人たちが「まだこちらから煽らなくていいから」と指示。

試合が始まるとほとんど休みなく声を出していたところ、いつの間にかその横からの煽りは無くなってしまいました(聞こえなくなった?)。

私はサウジ遠征はこれで3回目で、一番のお気に入りは「ボーイズの人たちが一緒になって歌ってくれることです」。通常はコールリーダーが声をかけてそれに合わせて応援するスタイルなのですが、サウジの場合、さらにボーイズの人たちが各位置に配置され、手拍子があっていなかったらきちんと合わせてくれたり、「まだまだこんなもんじゃねーだろ!」と言って、さらなる声量を引き出してくれます。私はこれがもう、テンション上がって嬉しくなってくるのです。

埼スタ北ゴール裏でも、数名のメンバーがそういうことをしてくれますが、サウジはなんせ距離が近いです。すぐそこでボーイズの人たちが鼓舞してくれるのです。これはもう完全にブーストされます。

本当は、選手入場時からビッグフラッグ(エンブレム)が降りてくる予定だったのが、変更されて後半の頭だけになりました。私はその判断は良かったと思います。初めの選手入場時はヒラル側もコレオを作ってきます。その時にエンブレムを出すよりも、後半頭に出した方がより効果的に思えました(結局理由については不明ですが・・)。

圧巻だったのは、後半同点に追いつき、酒井が倒れ込んで選手交代した辺りです。会場が少し静かになったタイミングで、「We are Reds!」の大合唱!これはもう会場中に響き渡ったはずです。選手にも届いたはず。大久保が足を攣っていたのを見ると、他の選手も相当疲労が出ていたはずです。

あのタイミングで「We are Reds!」を引き出すコールリーダーは流石です。チームをスタンドからサポートできた実感がありました。

「We are Reds!」はここ数年で本当に成長したチャントの一つだと思います。10年前はここまでこのフレーズは叫ばれていなかったイメージがあります。どんなにアウェイを感じる時でも、このチャントを叫べばなんとか盛り返せると感じますね。アウェイを十分過ぎるほど感じるスタジアムで、本当に楽しい応援ができました。サウジまで来た甲斐があった。