映画館で観たかったですが、ようやく「スパイダーマン ノーウェイホーム」を見ました。Amazonにて700円でレンタルして視聴しました。最高でした。涙でました。ネタバレしているので、気にする人は以下読まないで下さい。
この映画のエンドロールで、以下のように出てきます。
THE FILMMAKERS WOULD LIKE TO GRATEFULLY ACKNOWLEDGE THE ORIZINAL TRUE BELIEVER, AVI ARAD, WHOSE VISION LED THE WAY TO BRINGING THESE ICONIC CHARACTERS TO THE SCREEN.
「我々フィルムメーカーは、第一人者にして真の信者であるアヴィ・アラッドに深く感謝いたします。彼のヴィジョンのおかげで、アイコニックなキャラクターたちをスクリーンに登場させる道が開かれました」
引用元:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の立役者? アヴィ・アラッドとシリーズの歴史|Real Sound|リアルサウンド 映画部
アヴィ・アラッドって誰だっけと調べたのが、上の記事です。今までのスパイダーマンのことについて詳細に書いてあるので、気になる人は読んでみて下さい。なぜトビー・マグワイアの時にパート4が作られなかったか、なぜアンドリュー・ガーフィールド版の「アメージング・スパイダーマン」は中途半端にパート2まで作られて3は作られなかったのか、そういうことが上の記事に書かれています。
私もその点がとても気になっていて、なぜスパイダーマンはいつも中途半端に終わり、完結しないのか、不思議でした。おそらく版権とか収益とかそういうビジネスの面で引っかかりがあるのだと思っていました(だいたいはその通りのようです)。ちなみに、アベンジャーズの版権はマーベル(=親会社ディズニー)が持っており、スパイダーマン(映画)はソニー・ピクチャーズが持っています。アベンジャーズでスパイダーマンが出てくるのは、ソニーとディズニーが折り合っているからなのです。
そういうモヤモヤがあっての今作「No Way Home」です。素晴らしかったです。モヤモヤを全て吹っ飛ばしてくれる内容でした。トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドそれぞれのスパイーダマンにオマージュを捧げながら、この話自体もきちんとまとめている。よくこんな脚本を考えたなと、そこに恐れ入りました。
まあ、詳しくは映画を見て下さい。涙でますよ。マグワイアとアンドリューがそれぞれちょこっと年老いているのもなんだか胸を打ちました。考えてみると、トビー・マグワイアの1作目が出たのが2002年。20年前です。そりゃ年取るよなぁと。それもまた趣深いことで、スパイダーマンファンにはポジティブでした。冒頭に書きましたが、スパイダーマンを映画化してくれたアヴィ・アラッドさんに感謝ですね。最高でした。