KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

シン・エヴァンゲリオンを2回観て、「映画は映画館で」を強く感じるようになった。

15年くらい前の話だと思うんですけど、僕の好きな俳優・浅野忠信さんがラジオで「やっぱり映画は映画館ですよ」と話しているのを聞きました。私はその時に、「やっぱりそうだよねぇ」と思ったくらいでした。最近、その気持ちが強くなりました。シン・エヴァンゲリオンを見るために、2回映画館に行ったのです。同じ映画を映画館で2回観るとかいつ以来でしょうか・・。


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で、やはり映画館いいなと。音も良いし、映像もキレイだし、画面横長だし、椅子も座りやすい(これとても大事)。iPadで見るよりも圧倒的に映画に集中できて、没頭できます。なんだかここ最近立て続けに映画館に行って、その素晴らしさを感じたわけです。そしてエヴァの映像たるや、すごかった・・。なんならもう一回観に行きたい・・。


ところで観る方も映画館の良さを感じますが、制作する方もやはり映画館で観てもらいたいようです。クリストファー・ノーランのこんな記事がありました。


映画制作者の主な苦言のひとつは、彼らの映画が家庭のテレビに反映されていないことだ。 ジョージ・ルーカスがTHXのサウンド・スタンダードを開発した理由がここにある。彼は自分の映画を映画館の音響と同じように聴きたいと思っていた。テレビのディスプレイも色再現が異なり、モーションエンハンサーなどの機能はフィルムの質感を台無しにしてしまう。

引用元:映画監督クリストファー・ノーランがNetflixを嫌う理由 | CineD


映画館のスクリーンで映画を観てもらいたい監督は、やはり撮る時も専用のカメラを使いますし、サウンドにも拘っています。しかし、それが映画館の映像・音響環境ではなく家庭だったらと考えると非常にテンション下がるでしょうねぇ・・。しかも急に「君の作った作品、映画館だけじゃなくて配信サービスも使うから」となんの相談もなく言われた日には、それはノーラン監督嫌がるでしょうね・・。


そんなわけで、映画は映画館で。できるだけ映画館で。サッカーはサッカースタジアムで(笑)。