コロナ禍で、韓国のKリーグに続いてドイツのブンデスリーガが再開しました。ありがたいことにスカパーさんが、2試合を無料放映してくれたのでその内の1試合、ドルトムント対シャルケを観戦しました
いわゆるレヴィアダービーやルールダービーと呼ばれる、ドイツの伝統的なカードですが、無観客で熱狂感はテレビからはありません。しかしながら選手のプレーは熱がこもっており、無観客を感じさせない面白い試合でした。シャルケは、ボールを奪って攻め込むところまでうまくやっているのですが、アタッキングサードのところでまごまごしてしまい、そこで逆にボールを奪われてドルトムントに点を取られる、という内容でした。
新型コロナの影響で、1試合5名まで交代できるというのが目新しかったです。1試合につき3回まで交代回数が使え、ハーフタイムの交代はその回数に含まれないということです。シャルケは前半に1トップのラマンの収まりが悪かったのと、DFのトディボが足を気にしていたからか、2枚替えを敢行しました。その後、3回にわたり1人ずつ交代して合計5名の交代枠を使っています。ドルトムントはハーフタイム交代はせず、後半に4枚替えています。
ブンデスリーガは、本来であれば5月に終了する予定でしたが、8月に延期となりました。それでも週に2回は試合があるので、交代枠を増やして選手への負担を少なくしようとしています。これはこれで、珍しいので観ていて面白いですね。実況の倉敷さんが仰っていましたが、カメラワークは通常と遜色なく、よく準備をして3密を避けるように仕事がされているんだと感心しました。感染者数が増えることなく、8月まで続けられるように祈っております。