今回はスカパー観戦でした。19時キックオフなので、定時ダッシュ&駅から自宅までもそれなりの駆け足で、という急ぎ具合でした。キックオフちょうどに帰宅。
前半20分くらいまでは、結構な浦和タイムだったんですよ。ボールをしっかり保持し、相手にチャンスを与えない、良い入り方でした。しかし、20分を過ぎた頃から中盤の守備がスカスカになり、ヴェルディにボールを持たれフィニッシュまで行かれる展開に。
ヴェルディはメンバー全員変えて
ちなみに、ヴェルディは直近のリーグ戦からメンバーを全員変えて試合に臨んでいます。3回戦の松本戦もそうでしたが、J2のチームは、「万が一浦和に勝っても、次もJ1のチームだし、まあ天皇杯で優勝するなんて難しいよね。」という空気を感じますね。なので、普段リーグ戦では試合に出ない選手が出て来ます。
元浦和レッズの永田充も今季は天皇杯にしか出てないなんてことを実況でチラッと言ってましたね。
なぜ前半20分から攻め込まれたか
話は逸れましたが、なぜ前半20分くらいから形勢が逆転してしまったかというのは、試合後のオリヴェイラ監督がコメントしています。
集中力の問題だと思います。コントロールしていることによって、自信が過信になってしまったと思います。いつでも勝てると思ってしまったところから、東京ヴェルディの狙い通りの展開になって、相手のチャンスが生まれ続けるという流れになりました(公式コメントより)
これは、つまりは気が緩んで中盤の守備が疎かになってしまったと、そういうわけです。
こういう時のオリヴェイラ監督の修正力は凄いです。ハーフタイムを挟んで、また浦和がボールを持つ時間が長くなりました。ハーフタイムに激怒されたんでしょうか(笑)。
ファブリシオのゴールは全員で崩して、きちんとボレーまで決めた、チーム全員でのゴラッソでした。あれだけ右に左に空中に振られると、ヴェルディの守備陣もなかなか対応が難しいでしょう。
終盤に再び緩むも無失点
リードしてから浦和は自動航行と言って良いくらいの、程よく力の抜けた試合運びになりました。「チャンスがあれば攻めるよ?」という空気がビシビシ伝わってくる程度の力の抜け具合です。
終盤にあまりに気を緩めて、また攻め込まれますが(苦笑)、なんとか無失点で勝利。総じて言うと、優勝狙っている天皇杯だから負けられはしないけど、相手はJ2のチームだし、週末には名古屋アウェイもあるし、1点取って後は守っていれば良いでしょう!という身もふたもない展開でした(笑)。
とは言え、やはり勝つことが大事でしょう。選手の皆様、現地観戦の皆様、お疲れ様でした。