KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

マドリードに住んでいる友人が、COVID-19(疑惑)を患う。

前の職場の同期で、会社を辞めてスペイン・マドリードでMBAの勉強をしている友人がいます。部署が違う同期だったので、入社して2週間ほどしか顔を合わさなかったのですが、何か通ずるものがあるようで、その後もネットでちょこちょこ交流している友人です。たまにFacebookを更新してくれ、非常にわかりやすくて示唆に富んだ文章を書いてくれます。

そんな彼が、「COVID-19(疑い)にかかり、けっこうしんどかったこと」をFacebookに書いてくれました。

なぜ疑いなのかというと、マドリードはスペインの中でもCOVID-19に関して一丁目一番地の場所だそうで、まさにそこら中で新型コロナウイルスが蔓延している場所だと言うこと。もうPCR検査のキャパをこえており、相談窓口に聞いてもアセトアミノフェンと鎮咳薬とビタミンCを買って自宅待機だと言われるだけ。PCR検査などできない状況です。

COVID-19関連の治験は、すでに400を超える試験がすでに走っていることを教えてくれました。

clinicaltrials.gov

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COVID-19

また、厚労省の新型コロナウイルスに関するQ&A、WHOのQ&Aも闘病中に参照したそうです。

www.mhlw.go.jp


www.who.int

僕はまだ日本のCOVID-19の相談窓口に電話したことがないのですが、「アセトアミノフェンと鎮咳薬、ビタミンCを買って自宅待機しておけ」というアドバイスのみ、というのはなかなかハードな状況です(具体的な電話内容を聞いていないので、重篤度の判断があったのかもしれません)。医療機関のキャパを超えてくると、こういう状況になってくるんでしょうね。

このエントリーを書いたのは、たくさんデマが回ってくる中で、Facebook上とはいえ知人がCOVID-19(疑い)に罹ったのは、自分として大きなインパクトがあったからです。また、知人の参照したページが非常に手堅いなと感じたので、それも含めてブログに記しておこうと思いました。