KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

NikonのZ50が気になっている

15年ほど前にNikonのD70、10年前にNikonの一眼レフ「D90」を買い、結構写真には一時期ハマりました。昔からブログをやっているので、記事に載せる写真はやはり綺麗なものがいいなと思っているのが背景にあります。



Nikon D90で撮影。


ただ、一眼レフって重いし大きいので、気軽に持っていけないという短所があります。あと、「撮影感」がバリバリ出るので、レストランで料理撮影なんて周りの目を引いてなかなかできないです。

それでだんだんと一眼レフを持ち出すことが少なくなり、最近はいわゆる高級コンデジと呼ばれるキヤノンの「G9X Mark2」がメインでした。このカメラ、とても小さくて軽くて、それでいて1インチのイメージセンサーなので画質が綺麗です。



G9X Mark2で撮影。

ミラーレス一眼

数年前からミラーレスが流行っているというのは知っていました。ソニーが頑張っているというのも小耳に挟んでおりました。私も一度、家電量販店に行って、ミラーレスを手に取ってみました。

その時はあまり好きになれませんでした。電池の持ちが良くないのと、なんせファインダーが「電子ビューファインダー(EVF)」です。構造上しょうがないのですが、ミラーレスはファインダーがどうも好きになれませんでした。ミラーレスのファインダーについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。



数年前に見た時は、そういう理由で全くミラーレスに興味が湧かず、コンデジで十分じゃないかと思ったわけです。

Nikon頑張る

しかし、時代は進みました。というのも、縮小するカメラ市場の中でミラーレスだけ右肩上がりで、そしてそこにソニーの一人勝ちという事実がありました。キヤノンとNikonは、一眼レフで大きくシェアを持っていたため、ミラーレスへの参戦が遅くなったのです。

昨年あたりから、NikonがZマウントというミラーレスのために開発したカメラとレンズを投入してきました。「お、これはNikonが本気出してきたな。」と感じるインパクトでした。キヤノンも出していますが、昔から私の好みはNikonです(コンデジは除く)。



ただ、去年出したそのZマウントのカメラは、Z6、Z7というフルサイズのミラーレス一眼で、価格も30万円代、そしてミラーレスなのにフルサイズなのでサイズ大きめ、というのが私に取っては購入に至らない理由でした。結局大きければ、持ち出さないというのが経験としてあったわけです。

もちろん、フルサイズの割にミラーレスだから思ったより大きくないのですが、それでも普段持っていくには大きいです。

Z50登場

そんな中、Nikonが満を持してかどうか知りませんが、11月22日にさらに軽量なミラーレス一眼を発売しました。今度は、フルサイズではなく、APS-Cサイズという半分くらいの大きさのイメージセンサーです。



イメージセンサーが小さければ、まあカメラも小さくなります。家電量販店で実物を触ってみましたが、やはり軽い。そして小さい。懸念していたファインダーも、さすがのNikonクオリティと言いますか、時代の進化と言いますか、とても自然な色で見やすくなっていました。

私の印象だと、D90の画力を保ちながら非常にコンパクトになりました、というのがZ50のような気がします。いよいよミラーレスが一眼レフに追いついてきた印象です。このZ50はなかなか面白いなぁと思いました。触った感じもとても良い。

発売に合わせてキャッシュバックキャンペーンもやっています。かなり気になっているアイテムです。