今やかなり有名なコンテンツになりつつある、「Jリーグジャッジリプレイ」。火曜日の朝にDAZNで、金曜日にYouTubeで無料公開されています。今回の#6もかなり勉強になりました。
特に3つめの、松本対神戸でコーナーキックからウェリントンがヘディングでゴールしたものの、事前のファウルでノーゴールになったジャッジについて興味深かったです。
一見すると、「え?どこがファウルなの?」と思えますが、ちゃんと神戸の大崎がウェリントンをフリーにするために松本の選手を引っ張っているんですね。
それを見ていた上田益也主審は、ゴールする前に笛を吹きました。このジャッジについて、番組の中では「素晴らしい」とべた褒めでした。僕もこれを見ていて、確かに上田主審、よく見てたなぁと思いました。
しかしながら、この松本対神戸は荒れた試合でした。
ジャッジは正確だったのに、なぜ荒れた試合として扱われるのか。河童さんがこんな風に書いてました。
審判について『正確なジャッジをしている』と『ゲームをコントロールできている』は同じではなく、わりと別々の能力なのでその辺は分けて考えてほしいです。ひとつひとつの判定は正確だけどゲームをコントロールできていない主審っているし、結構間違うけどゲームはコントロールできてる主審もいるし。
— リベロの河童 (@55ft) 2019年4月10日
そう、ジャッジは正確なのに、試合をコントロール出来ていない(選手やその周りが荒れてしまう)ことは、まま見られます。
これは、そのジャッジについて簡単でも良いので選手に説明したり、わかりやすいボディランゲージで、なぜファウルなのかを示したりすることが大事な要素になるのでしょう。
審判一つとっても、奥深いですよね。いやいや、サッカーって面白いです。