浦和レッズ対ドルトムントを見に行ってきました。チケットを売り出したときに、かなりの売れ行きで、ぴあやイープラスでは売り切れでした。何とかローソンチケットで買えた、という状況でした。2013年のアーセナル戦ではこんなに満員じゃなかった気がするのですが・・。
私はバックスタンドの中央で見ておりました。上の写真はメインスタンドですが、黄色のユニを着ている人たちがかなり多いです。
これはいつもの北ゴール裏。いつも通りです(笑)。でも親善試合だし、いつものような激しい応援ではなく、力の抜けたものに私には感じられました。
試合当日までにはチケットは売り切れて、入場者数は58,327人でした。タイトルのかかったガンバ戦のような人数です。試合内容は、面白く、割りとオープンな展開でした。ドルトムントは監督が変わったばかりでもありますし、シーズン前ということもありますので、そこまでキレキレというわけでもありませんでした。オバメヤンもチェルシーに行ってしまうのではないかという話もありますし。
ちょいと撮った写真を加工してみました。
9番のエムレ・モルというトルコ人はすごかったです。あの選手は、性格は知らないですが、サッカーの素質は素晴らしいと思いました。まだ19歳だそうです。
この試合で一番気になったのは、この埼スタに集まった黄色の服を着た人たち(ドルトムントファン)は、ふだんはどういう風にサッカーを見ている人なのだろうということです。
ガチンコで、日本にいるドルトムントサポーターなら時差は関係なく、ドルトムントの試合を追っかけているのでしょう。しかし、電車での会話や、スタジアムでの雰囲気をみていると、ライトなファンが多いのかなと感じました。
よくテレビに出てくるチームを、せっかくドイツから来るんだし、見に行ってみるか、と言う人が多かったと思います。そういう人たちが、今回のワールドチャレンジで、少しでもJリーグに興味を持ってもらえると良いなぁと思いながら試合を見ていました。
内容もよかったし、来週のセレッソ戦に向けて、良い準備になったのではないでしょうか。
【追記:16-Jul-2017】
後半途中から、那須が中央のリベロを担い、遠藤が右のストッパーに入りました。僕はなかなかこのフォーメーションは良いなぁと思っていたのですが、ミシャ監督はそうでもなかったようです。試合後のコメントから引用します。
遠藤が右ストッパーに入ることによってリベロに入る選手がいる中で、チームにとってプラスなのかマイナスなのかを考えたときに、私はプラスになるとは見ていません。そういったこともメディアの方は我々のチームを分析する中で、どうかというところを考えるべきではないかと思います。
ミシャ監督 ボルシア・ドルトムント戦試合後会見|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE
僕はおそらくこのコメントは「育成」のことを言ってるんじゃないかと思います。那須のリベロ、遠藤の右ストッパーは、現状は良いオプションだが、長期的に見ると遠藤が育たないのではないのかなと。そういうことをミシャ監督は心配しているのではないかと思います。