サピエンス全史を読んでいます。ボリュームのある本なので、ちょこちょこ感想を書いていきます。キンドルで読んでいます。4分の1くらい読みました。初めは種の違いから説明があります。ブルドッグとスパニエルは見た目は全然違うが、同じ種なので喜んで交尾するという話などあります。
そこからネアンデルタール人とホモ・サピエンスの違いの話になってきます。見た目はまあまあ似ている両者ですが、種は違うのでほとんど交尾したという話はありません。ネアンデルタール人とサピエンスの大きな違いは、集団が大きくなった時に想像力でその集団が統率が取れるかどうかだとこの本には書いてあります。
想像力というのは、宗教だけに限らず、イデオロギーだったり、教育だったり。例えば、鳥というのは、「飛んでいいよ」という権利をあげるから飛ぶのではなく、翼があって機能的に飛べるので飛ぶのだとこの本には書いてあります。
海外旅行に行って見識を深めるのがとてもいいことだというのも、ロマン主義から来ているそうです。作者はシニカルでとても面白いです。非常に生物学的にサピエンスを論じています。以前にとある金融のセミナーに参加した時、ホリエモンが登壇して、この本を絶賛していました。読み進めていくと、貨幣についてサピエンス的に書いてあるようです。
引き続き読み進めます。ちなみに、ブルドッグとスパニエルの画像を乗っけておきます。全然見た目が違う・・。