3月末の代表戦が終わって、ハリホジッチさんの記事はしばらく静かになると思っていたのですが、けっこうメディアを賑わせていますね。個人的には素晴らしい監督だなと報道を通して感じています。たとえば、以下の記事。
「審判にも疑問を持ちました。(体が)少し触れると笛を吹きます。少し適応が必要かと。欧州では吹かないものも吹きます。変化を起こさないといけない」と訴えた。
J審判は笛吹き過ぎ!ハリル監督 日本人の球際に弱い一因と見解 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
僕は、2010年からサッカーを本格的に見始めたのですが、少なくともザッケローニさんやアギーレさんはJリーグの審判にこういうことは言わなかったですし、日本人の監督もおそらく言わないでしょう。
でも、確かにプレミアリーグを見ているとJリーグのジャッジは笛が軽いなと感じますし、少しの接触で選手も倒れている気がします。代表の監督がこういうことを言ってくれるとJリーグの意識が高まるだろうし、リーグや選手の質も高まるのではないかと思われます。
守備では1メートル以内まで相手に寄せろ――。多くの選手が曖昧にしてきた部分に、数字も交えて具体的な指示を与える。「相手にボールが渡ったら、まずターンさせない状況をつくらないといけない。そういうディテールが100個くらいある」
「W杯4強、可能性ある」 ハリルホジッチ監督に聞く 「細部を追求」「世界に適応」 :日本経済新聞
パスが入った選手に寄せるのも、Jリーグは確かに甘いです。選手か指導者の誰かが言っていましたが、日本のサッカー教育で、抜かれないことを優先するため、あえてドリブルする人に対して間を開けるようになっているというのを読んだことがあります。
このあたりの細かいことが変わっていくと、ACLでも日本のチームが勝てるようになるだろうし、代表も強くなるでしょうね。ハリルホジッチさん、ぐっじょぶ!