私が投資に興味を持ったのは、「なぜ自分は他の人のように貯金が出来ないのだろう?」という疑問からでした。いきなり投資に向かったのではなくて、2012年の夏、帰省した時に弟に読ませてもらった本が勉強になったことがきっかけです。
人生を変えてくれたと言っても過言ではないくらい衝撃的な本でした。タイトルは「誰も教えてくれないお金の話」(Kindle版
も出ています)。お金が貯まらないイラストレーターが主人公で、私はその主人公同様、お金が貯まらない人間でした。そもそもお金に興味がなかったです。
この本から貯金の方法を教えてもらいました。そして、お金を扱うにはお金の知識が必要だ!とその時初めて思ったのでした。お金なんて、一生懸命働いていれば自然に貯まるわ、と思っていたのは大間違いだと知りました。
この本をきっかけにお金の本を貪るように読み始め、そこから投資へと至ったのでした。株の存在、証券会社の存在をきちんと認識した時は、人生でもトップ3に入るくらいの衝撃でした。それまで漠然と読んでいた日経新聞が俄然面白くなりました。2012年はそういう意味で、「個人的金融ビッグバン」と密かに呼んでいます(笑)。