KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

見応えあった映画「すばらしき世界」

さいたま新都心にある「MOVIXさいたま」で、西川美和監督の「すばらしき世界」を観てきました。映画って本当に良いなぁと思える作品でした。



父親が誰かわからず産まれてきた主人公の三上正夫。唯一の母親も小学生の時にいなくなってしまいました。そのあとはヤクザの世界に入り、刑務所に入ること20数年。人生の大半を刑務所で過ごしてきたような人物がこの映画の主人公。役所広司が演じています。


そんな三上正夫が、「堀の外側」に出てどんな人生を歩んでいくか。どんな人に出会い、どんな風に物事を感じていくか。それを丁寧に描いた素晴らしい作品でした。泣きましたねぇ。ぜひ映画館で観て下さい。