KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

第24回東京国際映画祭「キツツキと雨」

前々から「東京国際映画祭」に興味はあったのですが、住んでいるところも遠くて行けてなかったのでした。引っ越しの直後というドタバタした最中でしたが、気になる作品もあったので会場の六本木ヒルズまで思い切って行ってみました。結果、行ってよかったです!見た作品は沖田修一監督の「キツツキと雨」。予告は以下から。

国際映画祭というとカンヌ国際映画祭が有名ですが、以前に「ガイヤの夜明け」か何かで同映画祭の特集をしていました。東京国際映画祭も海外のバイヤーが訪れ、よい作品があると買い付けをし、自国で上映するというビジネスが成立します。

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この「キツツキと雨」もまず舞台挨拶があったのですが、一つ一つのコメントが英語に訳されバイヤーに伝わりやすいようになっています。ちなみに「キツツキと雨」の舞台挨拶には役所広司、小栗旬、沖田修一監督の3名が来られていました。一般客は撮影が禁止だったので写真はないですが、楽しい掛け合いでした。特に小栗旬の「役所さんは良い意味でただのおっさんですよ。」というのと、沖田監督が当日、緊張して上着を電車に置いてきてしまったエピソードは会場全体笑っていました。

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肝心の映画ですが、とても面白かったです。沖田監督というと「南極料理人」が有名で、僕も映画館で見ましたがお腹を抱えて笑って記憶があります。この監督の作風は、笑えて最後には心が温まるという、本当に「ほっこり」としたものです。監督本人もわりとほっこりしています(笑)。今回の「キツツキと雨」も笑いどころ満載で、かつ、やっぱり心が温まる素晴らしい作品でした。

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上の写真は、記者会見をしていたので撮ってみました。映画祭っぽいですよね。「キツツキと雨」は2012年2月11日から上映と言うことで、しばらく先ですが、確実に日本全国を温めてくれる素晴らしい映画だと思います。今から楽しみ!