バルミューダがスピーカーを出すというので、購入してみました。トースターでとても良い具合にパンが焼けるので、バルミューダのファン目線での購入です。
音も聴かずに購入したので、届いてからどんな音がするのか、Spotifyで音楽を鳴らしてみました。聴いた感じだと、ピアノとかジャズのような落ち着いた音は、いい音が出ています。J−POPなどはギターやドラムがバンバンなるようなモノよりも女性がソロで歌っているような音楽の方が、このスピーカーは得意なんじゃないかと感じました。重低音を期待していると少し違います。
バルミューダの社長(寺尾 玄さん)はもともとミュージシャンで、音楽には相当なこだわりがあるような人物です。ただ、このスピーカーでメインに推しているのは「3つの光でライブ感を出す」というところです。僕が、このコンセプトを一番感じたのは、映画「天気の子」で使われている、「グランドエスケープ」という曲を聴いた時です。少し部屋を暗くして、この曲を始めから終わりまで聴いた時に鳥肌が立ちました。最後の一番盛り上がる合唱のところで、3つの光がキレイにそれを表現しているのです。3つの光について、こちらのページで詳細に書かれてあります。↓
「グランドエスケープ」をこのスピーカーで鳴らした時の動画はこちらです。(iPhoneで撮影して何の補正もしていないので、実際とは光の見え方が少し異なります。実際はもう少し光が澄んでいる印象です)↓
youtu.be
僕は家電好きなので、ヨドバシカメラなどに行くとスピーカーコーナーもよく行きます。音(特に重低音)だけ追求すれば他にBOSEとかSONYなどのスピーカーがあります。このバルミューダスピーカーの良いところは、アクリルガラス管とLEDのセンスの良さであり、ピアノやジャズなど落ち着いた音楽好きな人にはいいんじゃないかなぁと思えるアイテムです。音が気になる人は、やはり一度聴いてから購入した方が良いと思います。といってもしばらく品薄が続きそうな売れ具合のようです(6月27日現在、各オンラインストアで予約しても2ヶ月ほどかかりそうな表示ばかり出ます)。