KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【Jリーグ2019】第33節・アウェイFC東京戦は嬉しい勝ち点1ゲット。 #urawareds

もうとてつもなく大きな勝ち点1です。もしこの試合で勝ち点がゼロだった場合、最終節は自分の試合はもちろんのこと、清水-鳥栖戦や松本-湘南戦に非常に敏感になりますし、16位の可能性が大きくなっていました。



あ、ちなみにこの試合は、私がUSJに行っていた都合で試合後にDAZNで観戦しました。

ゴール裏とDAZN観戦の違い

いつもゴール裏で応援していて、久しぶりにDAZNで浦和の試合を見ました。今の浦和は、果たしてサイドから見るとどんなサッカーやってるんだろうと、その部分を意識して観戦しました。


ゴール裏で見ていると、横パスの深度がどれくらいなのかわかりません。DAZNで見ると、同じ横パスでもより相手陣内に食い込むものなのか、とりあえず預けた横パスなのか、そういうのがわかりやすいです。


悪くない浦和のパス

見た感じ、この試合の内容はそんなに悪くなかったです。そりゃそうですよね、2位のFC東京相手に同点なんですから。ガンバ時代の長谷川監督は、浦和からすると勝てないというか、ミシャに対する対策が完全に出来ていたように思います(その証左に、FC東京は今季札幌に1勝1分けです)。

具体的に言うと、ミシャ監督はWBを非常に高く上げて相手のDFの幅を広げて、中央の3人で真ん中から崩すという戦術でした。長谷川監督は中央を閉じるのがとても上手く、横からのクロスは「上げさせ」て跳ね返すという対策でした。



大槻監督は、比較的長谷川監督とは相性がいいのかもしれません。相手の4-4-2のブロックを上手く躱せたというか、ハーフスペースに柏木が入り込み、そこにパスが入っていました。あとは、永井とディエゴがいなくなってしまったというのももちろん大きいでしょう。

この試合の一番難しいところは、アタッキングサードでの崩しでした。その手前までは、ボールを運んでいくことが出来ていました(FC東京はもともとポゼッション率が低いので、そこまでは攻めさせるのかもしれません)。

浦和の枠内シュートが2本だけ、ボール支配率が57.9%もあったのにもかかわらずです(データスタジアム調べ)。

課題が明確

今回の東京戦だけでなく、アタッキングサードでの崩しは今季の浦和の最大の課題です(まあ、どこもこの課題は大きいのですが)。もう少しリスクをとってWBを高めに取るか、ボランチを上げるなど対策が必要です。

でも、このブログであげるまでもなく、コーチ陣は知っているはずなので、おそらくカウンターリスクを取りたくないんだと思います。

さて、最終節はどういう戦いになるのか、上手くいかないなりに、新しいことにチャレンジして欲しいです。