KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【ルヴァン杯2019】準々決勝2ndレグ。vs鹿島は、本当に面白い試合でした。 #urawareds

2戦合計で、4-5。普段のリーグ戦の内容を考えると、素晴らしい2試合でした。1stレグの前半のツケが結果に出てしまった感じですね。

 

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2ndレグは、現地観戦でした。今年こんなに興奮したのは、あんまり記憶がないです。CLの蔚山戦はテレビで観ていたので、そこまで興奮しなかったです。おそらく蔚山戦が今年1番の興奮ポイントじゃないですか。

 

 

今日の鹿島戦は、接戦という熱い展開というのもありましたが、何より浦和のサッカーが良かったです。システム的に汰木がポッカリと空いていて、そこにロングパスがズバズバ入りました。

 

天皇杯の流経大との試合の時に思いましたが、今の浦和のシステムだと汰木はWBが向いてそうだなーと当時の観戦記に書いてました。

 

 

彼は、密集した中で器用にやりくりするよりは、前にスペースがある局面でスピードに乗った状態でボールをもらうと生きるタイプです。今の浦和のシステムだと、そんなポジションはWBかトップです。興梠がいるので、必然的にWBかと。

 

前半は、その汰木の部分で攻め込めて、かなり面白かったです。

 

興梠がいない時にどうするか

後半早々に興梠が負傷退場しました。むむっと思いました。興梠はやはり素晴らしい。この選手がいるのといないのとでは、攻撃の流動性がどうしても違ってきます。

 

ただ、あと1点取れば鹿島を倒せるという展開で、興梠がいなくなって落ち込んでいる場合ではありません。ファブリシオと杉本がなんとかしなくてはいけないのです。

 

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この二人が、どこかで覚醒しなくてはいけないのです。今日は、そこをひたすらお祈りしておりました。興梠がいなくなって、攻撃に迫力がないとか、言いたくないじゃないですか。

 

そしたら、杉本が見事な裏抜けを見せてくれました。これで1点返して、さああと少しだ。

 

杉本がエリア内で倒される

その杉本が、もう一つ見せ場を作ってくれました。バイタルエリアでボールをもらい、エリア内で倒された案件です。

 

今回の主審は、佐藤隆治さんで、この人はPKをとるのにそれほど躊躇しない審判です。数年前のデータですが、確かPKジャッジ数がトップクラスの審判です(ソース元のデータがパッと出てこない)。

 

僕もゴール裏で観ていたので、詳細にはわからないのですが、おそらくDFの正当なショルダーチャージということで、ノーファールなのでしょう。(追加→すいません、これは全然ショルダーチャージではなかったです。杉本がボールを守るために右足を外側に出したのがよくなかったのか?)

 

 

VARとしばらく交信していましたが、主審判断を尊重したのだと思います。足がかかっていたかどうか、ゴール裏からはわかりませんでした。しかし、残念でしたね。

 

これで、今年のルヴァン杯は終わってしまいました。ただ、この2試合が無駄だったかと考えると、リズムを作るのにちょうどいい、何か得られたものがあったんじゃないかと思える、素晴らしいゲームでした。

 

試合後も、ブーイングする人はおらず、盛大な拍手で選手を迎えました。さて、これをリーグ戦に活かしていきましょう。選手の皆さん、熱い中お疲れ様でした。

 

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