KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

シュート9本、枠内3本で2得点。そして勝ち点3とは。 #urawareds

今日、入場の列に並んでいるときに、「今日はシュート数10本いって欲しいよなぁ」なんて声が聞こえてきていました。前回の松本戦は、スポナビのデータだと7本。(タイトルの数字もスポナビのものです)

 

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まあ、シュート数で勝ち負け決まるわけじゃないんですけど、やっぱりチャンスは多い方がいいですよね〜ってことで。

 

エヴェルトン

私の周辺では、「なぜオリヴェイラ監督はエヴェルトンを使うのだろう。」という話題が出ておりました。これは、裏を返せばそんなに目立った活躍してないんじゃないか、と言いたいのかもしれません。

 

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今日のセレッソ戦を観ていた時に、後半にオリヴェイラ監督がわざわざエヴェルトンだけを呼んで、何か指示をしていたんですね。

 

それを見ていて、ふと思ったのが、やはりポルトガル語が直でわかると、監督の意図がわかりやすいのではないのでしょうか。また、サポーターから見るとエヴェルトンの効果がイマイチわかりづらいのですが、地味に見えて監督の指示を忠実に守っているんだと思います。

 

長澤を早々に柴戸と交代するわりに、エヴェルトンをほとんど途中交代しない理由は、監督の思うようにエヴェルトンが自分のポジションをこなしているからだと思われます。

 

エヴェルトンをなぜあのように重宝するのか、その理由がわかるとオリヴェイラ監督のやりたいサッカーをもう少し深く知ることが出来そうです。そういう意味で、すごくこの選手はキーを握ってる感じがします。

 

森脇の良さと、軽さ

今回は右のCBに森脇が入りました。この選手が入ると、攻撃にとても厚みが出ます。上がるタイミングを熟知しているのか、前にいて欲しい時に彼はいつもいるような気がします。

 

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またペナルティエリアの角のところに切れ込んで、クロスを上げるのか、シュートに行くのか、あの絶妙な間を与えてくれるのは、サポーターとしてとても面白みを感じます。

 

シュートを打っても入りそうだし、クロスを上げても誰かに合わせてくれそうです。森脇のクロスは、とてもいい弧を描きます。

 

代償と言いますか、悪い部分というか、DFの選手なのに、少し軽いプレーがあります。今日のセレッソの得点につながったファウルも森脇の後ろからのファウルでした。

 

森脇の良いところと悪いところというのは表裏一体な感じで、なんか憎めないですね。私も自分の悪いところ直せと言われてすぐに直せませんし。

 

興梠と杉本の距離感

前半、意識してか、杉本が興梠の近くにポジションを取っていたように思います。開幕から延々と、興梠が孤立していたので、チームとしてなんとかしたいという雰囲気が伝わってきました。

 

「なぜ収まらないんだ!興梠の調子が悪いのか?!」という声もTwitterでちょこっと見ましたけど、興梠が、と言うよりはやはりサポートに行く選手がいなかったり、裏に抜けてボールを預かるようなプレーにつながらなかったり、と言うのが大きな理由です。

 

今日の杉本はなんとか興梠といいプレーをしようと試みていました。結果にはつながっておりませんが、良い傾向に思いました。

 

オズの魔法っぷりったら

この話題を最初に持ってこようと思いましたが、あまりにベタなので最後に持ってきました(笑)。今日の試合、オリヴェイラ監督としても大満足だったようで、試合後のコメントでこう語っています。

 

そしてもうひとつ言いたいことは、監督が負ける試合というのはあります。そして、監督が勝たせる試合、監督のおかげで勝った試合というのは少ないと思います。でも本日は、監督の勝利にできたかなと思います。ありがとうございました浦和レッドダイヤモンズ公式サイト

 

今日は俺が勝たせてやったぞということです(笑)。まさに監督采配がドンピシャできました。山中とマルティノス。この二人が2点に絡み、勝利をもたらしました。

 

ACLもあり、浦和の選手は疲れ気味ということもあったのでしょう。フレッシュな二人が入ることにより、セレッソには結構なプレッシャーをかけられたはずです。

 

良い形で小休止に

Jリーグは4節が終わって、浦和は2勝1分1敗の8位です。1位とは勝ち点差3。良いポジションです。代表ウィークで、少し間隔が空きますけども、サポーターとしてはしばらく勝利の余韻に浸れそうです。

 

槙野が今回代表に選ばれていないので、少し休めるんじゃないかと、嬉しさ半分ありますね。再開を楽しみにしております。