今回のW杯で、昌子がドイツやフランスのクラブから注目を集めているそうです。守備の選手というのは、なかなか海外移籍が実現しないので、なんとか昌子には海外移籍して欲しいです。
なぜGKやCBは海外移籍しにくいのか
まず、ポジション的にDFやGKというのは補強としては後回しになります。サッカーはゴールとってなんぼのスポーツですので、最初に補強するならFWであり、しかも点を取ってくれるストライカーです。
ですので、DFやGKの海外移籍というのは、なかなか優先順位として低くなります。日本だとこれだけGKがたくさんいるのに、海外移籍したのは川島だけ。DF、特にCBとなると吉田だけでしょう(だけというと異論があるかもしれませんが、実質的にということで)。
言語も大事なポジション
さらに、GKやDFリーダーというのは、前のポジションにいる人間にコーチングしなければいけません。その国の言語が話せなければいけないのです。ここが、FWとの大きな違いです。移籍の優先順位が低いプラス言語の問題で、なかなか守備の人間はJリーグから海外に行けていない状況です。
しなしながら、やはりDFもGKも欧州の主要なリーグに出向き、世界トップクラスのストライカーと長期(リーグ戦など)に対峙する、というのが大事だと思います。今回の吉田を見ていて、アザールにも動じないのは、やはりプレミアで長くやっているおかげだなと感じました。
吉田のように言語の問題もクリアして、さらにサッカーのレベルを上げるというのは大変なことですが、継続してこのような選手を輩出するのはとても大事なことです。吉田のように好奇心旺盛じゃないといけないですね。
さて、昌子はどうするでしょうか。楽しみです。